やりたいことを習慣化するための、「モーニングルーティン」を築こう

宮崎駿さんは「大事なことはだいたい面倒くさい」と言ったらしい。
自分にとって大事なこと、やりたいことって、たしかにめんどくさかったり、億劫で。習慣化するのはとてもむずかしかったりする。
じゃあ、どうしたら自分にとって大事なこと、やりたいことを習慣化できるのだろう。
その一つの答えは、朝のルーティン(モーニングルーティン)を築くことにあると僕は考えている。
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昨日、好きな作家のティム・フェリス(『「週4時間」だけ働く。』という本の著者で、本のタイトルからどんな人か想像できると思う)のYouTube動画を見ていたら、朝の習慣(ルーティン)について「僕にとって朝のルーティンは、意思決定の機会をなくすためにある」と言ってて。
話を聞いてみると、ティムは毎朝同じものを食べるし、朝起きたら「Aをやるか、Bをやるか」と考えなくてすむように、「まずAをやる」って決めてるって話をしてた。
僕もこの「朝のルーティンを作ること」については大賛成で。
朝のルーティンを作ると、自分のやりたいことを習慣化できるようになるからだ。
最初にも書いたけど、やりたいことって、取り組むのが面倒なこと、億劫なことが多い。
たとえば、毎朝資格試験の勉強をする。ブログを書く。本の原稿を書く。
なんでもいいんだけど、「やりたい」と思うことって、意外と毎日取り組むのがむずかしい。
でも、毎朝行動をルーティン化していると、取り組みやすくなる。
たとえば僕は毎朝、小説と本の原稿を書くために、朝起きてから次のように行動をルーティン化してる。
- 朝起きたら、まずシャワーを浴びる
- シャワーからあがったら、コーヒーを入れる
- 小説を20分執筆する。
- 次に、本の原稿を20分執筆する。
こうして行動をルーティン化しておくと、イメージとしては、コーヒーを入れると自動的に机にむかって、小説を書くようになる。そしてその後も、本の原稿を書くことができる。
もしこの一連の作業をルーティン化してなかったら、絶対こうはいかなくて。
きっと、「今日、小説書こうかな、どうしようかな」とまず考えてしまう。
そうして迷いがでると、「めんどくさいから、いいや」とか、「あ、別の『あれ』やらなきゃ」となってしまって、けっきょくやらずじまいになってしまうというわけ。
こうならないために、モーニングルーティンは絶大な効果を発揮する。
ということで、もしやりたいことがあって、習慣化したいなら。
モーニングルーティンを作ることからはじめてみよう!という話でした。
僕が見たYouTube動画はこちら。英語がわかる人は、ぜひ見てみてね。
ティムの本はこちら。まだ読んでない人は、check it out!
ということで、参考にしてほしい!!!
この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。