仕事に執着してしまい、苦しむ人は多いと思います。
僕自身もこの苦しみから解放されたのは「つい最近」と言っていいかもしれません。
仕事への執着を手放すには、会社での人間関係や評価を失う覚悟を持って、一度それらを「捨てるしかない」というのが僕の経験からの学びです。
今日は今の自分が昔の自分に話ができたとしたら、どんな話をしてあげるか。そんなことを考えながら文章を書くつもりです。
昔の僕のように仕事へ執着して苦しんでる人へ、何か良いきっかけを与えることができたら嬉しいなぁと思います。
それでは早速書いていきましょう。
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他人の目線を気にした中途半端な生き方をしていた昔の自分
仕事に執着していた昔の僕は、多くの人がきっとそうであるように、同じ職場のメンバーの目線を気にして生きていました。
まわりのメンバーからの評価が会社での僕の評価に繋がると信じていましたので、まわりのメンバーから嫌われる覚悟を決めることができませんでした。
今思えば中途半端な生き方をしていたように思います。
昔から家庭や自分の時間が一番大切でしたから、そこを「なるべく優先する」という生き方をしていました。
例えば会社で行きたくない飲み会に誘われたら、断れそうか雰囲気をみて、行くか行かないか決めていました。
仕事で早く帰りたい日も、まわりの目を気にして、タイミングを見計らって退社するようにしてました。
こうして自分なりに一生懸命まわりに気を使って生きていましたが、なんせ不器用なもので、要領良く立ち回ることができませんでした。
僕の多くの同僚は「会社とはそういうものだ」と割り切っていたと思います。行きたくない飲み会も「仕事」と割り切って参加しているように見えました。
しかし僕はそんな風に割り切ることができませんでした。その一方で、自分の生き方を貫く勇気も当時はまだ持てませんでした。
そんな中途半端な姿勢がまわりに伝わったのでしょう。
自分として一生懸命まわりのことに配慮していたつもりでしたが、まわりのメンバーから多くの誤解を受けることになりました。
自分としては一生懸命やっていたのに、思ってもみない批判を受けることも多々ありました。
自分としてもがんばっていただけに、ショックでした。それが続いた結果、まわりの人に本音を話せなくなっていったのは以前書いた通りです。
自分が幸せになることが、結果的に他人を幸せにすると信じることに「決めた」
そう、今ならわかるのです。
仕事に執着していたから、必死にしがみついていたから、うまくいかなかったんですよ。中途半端に生きていたのが、問題だったわけです。
そのことにようやく気がついた僕は、自分の気持ちを他人よりも優先して生きていくことを決意しました。
自分が幸せになることが、結果的に一番他人を幸せにすると、確信を持てるようになったからです。
そしてそのことを身を持って実証するために、他人から嫌われる覚悟を決めたのです。
「そんな生き方をしたら他人から嫌われるかもしれない」、「会社での評価が下がるかもしれない」、「とんでもないことになってしまう」。
普通の人ならそう思うでしょう。僕も当然そう思いました。
しかし僕は会社に入ってからずっと、中途半端な生き方をしてきて超がんばってきましたが、結果的にうまくいかなかった。
今のまま同じ生き方を続けていても、うまくいかないことも確信しはじめていました。
今うまくいっていないなら、行動を変えなければ人生は何も変わらない。そう思えたからこそ、覚悟を決めることができたのだと思います。
そういう意味では、人生の早い段階で「うまくいかない経験」を体験できたことは幸運だったと、今なら思えます。
この時点で人生がうまくいっていたら、「自分の生き方を変えよう」とは思わなかったでしょう。
そしてこの決断はある意味予想通り、僕に大きな変化をもたらすことになりました。
明日以降に続きます。
今日からあなたにできること
もし今あなたの仕事がうまく行ってないとしたらなぜか?仕事に執着してることが悪い影響を与えていないか、ちょっと考えてみよう。
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