会社員が自由に生きるために通る「いばらの道」の正体

会社員でいる以上、自由に生きられないんじゃないか。

当時の僕は、会社で「自由に生きよう」ともがいていた。

しかし、自由に生きようとすればするほど、上司や同僚から様々な形でストップが入るような感覚をおぼえていた。

僕は葛藤していた。

そんな時に、メンターから言われたアドバイスが自分の背中を押してくれたのを思い出す。

「自分を貫いていれば、いずれ環境が変わってくる。それは自分が今の環境から出るのか、まわりにそんな人が集まるのかどちらかだ」

当時「本当かなぁ」と思ったこの言葉は、真実だった。

今自分が実際自由に生きられるように変わり、僕はこの言葉が真実だと確信している。

僕は大手金融機関という残業しないことが当たり前ではない環境で、ただひとり、「残業ゼロ」という自由なライフスタイルを手に入れることに成功したのだ。

僕は会社で働きながら、自由を手に入れることができた。

今日は僕の経験を書いていこうと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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仕事に執着しすぎていた昔の自分

昔の自分には、会社で自由に生きられないのがとにかくストレスだった。

今思えば、仕事の評価に執着しすぎていた。

上司に過度に気を使い、言いたいことも言えなくなっていた。

まわりが残業してる中自分が退社する時も、まわりの目を気にしながらおそるおそる帰っていた。

そんな自分に嫌気がさし、「自分らしく生きよう」。

ある時そう決心し、勇気をだして少しずつ行動を変えていくようになった。

自分の中に生まれた葛藤の正体

少しずつ早く帰るようにしたり。

やりたくない仕事を他の人に任せたり。

行きたくない飲み会を断ったりした。

そうして少しずつ、自由に生きていると、次第に自分の中に葛藤が生まれた。

今思えば、正体は「罪悪感」だったように思う。

自由に生きはじめて楽になっていった一方、僕は罪悪感に苛まれるようになっていったのだ。

半信半疑で信じた、メンターの言葉

そんな葛藤の日々の中、ある日僕はメンターのセミナーに参加した。

質問タイムで、僕は自分の悩みを相談した。

今葛藤を抱えていること。

そして、会社で自由に生きることはできない気がしていること。

この二点を率直に相談したと記憶している。

メンターは冒頭に書いたアドバイスをくれた。

「自分を貫いていれば、いずれ環境が変わってくる。それは自分が今の環境から出るのか、まわりにそんな人が集まるのかどちらかだ」

当時は正直、今のように自分が変われると思えなかった。とてもそんな未来、想像できなかった。

でも、自分の憧れの人がそう言ってる。

「信じてみよう」

半信半疑で、僕はそのまま自由に生き続けることに決めた。

迷いを抱えながら自由に生きる道を貫いたその先は、「いばらの道」だった。

大気圏を抜けるまでの試練の数々

自分を貫く道は、「大気圏」を抜けるまでが大変だった。

大きな試練が僕に訪れたのだ。

くわしくは拙著に書いているが、当時の上司と対峙することになってしまった。

簡単にいえば、当時の僕の自由な働き方について、当時の上司と意見が対立してしまったのだ。

僕はこのまま自由に生き続けるか、元の不自由な生活に戻るかの選択を迫られることになってしまった(上司から直接そう言われたわけではない)。

これは一つの例だが、自分を貫き続ける道では、大なり小なり試練が待ちかまえていたのだ。

苦渋の決断ではあったが自由に生きる道を選択し、残業ゼロという生き方を選んだ。

そうして大気圏を抜けた時、僕の目の前には自由な世界が広がっていた。

まとめ

会社で自由に生きること。

それは、達成してしまえばなんてことない世界。

でも、僕がそうであったように。

大気圏を抜けるまでは苦しみや葛藤は避けられないと僕は思う。

まさしく「いばらの道」だった。

ただ、断言しよう。

会社で自由に生きることはできる。

自分を貫き続けてさえいれば。

あなたもきっと、自由に生きようと今もがいているはずだ。

あきらめずに、そのまま進んでいってみてほしい。

いばらの道の先に、楽園はたしかにある。

拙著もきっとあなたの役に立つ。ぜひ読んでみてほしい。

ということで、参考にしてほしい!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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