他人から認められない欠乏感に苦しむのは、あなたががんばってるからだ。

やりたくないことをガマンしてやっていると、「他人から認めてもらえない」という欠乏感に苦しむことになる。

なぜなら、「自分はこんなに一生懸命ガマンしてやりたくないことをやっているのに」という気持ちが生まれるからだ。

この苦しみから解放される方法はたったひとつだけ。

それは「がんばること」をやめることだ。

「がんばることをやめる」とは、「仕事サボれ」と言いたいのではない。

一言で言えば、「自分らしく生きよう」ということだ。

僕自身も以前はずっと「他人から認めてもらえない」という欠乏感に苦しんできた。

そんな僕が、どうやってその苦しみから解放されたのか。

今日は経験に基づいて書いていこうと思う。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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「欠乏感」はがんばることで生まれる

ここで言う「がんばる」とは、ムリしてやりたくないことをガマンしてやっている状態をいう。

がんばると何が問題なのかと言うと、冒頭に書いたように、「自分はこんなに一生懸命やっているのに」という不健全な感情が生まれるからだ。

この感情が実は「他人から認めてもらえない」という欠乏感につながっている。

僕自身、昔はやりたくない仕事をたくさんガマンしてやっていた。それが当たり前だと思っていた。

そうして自分がやりたくない仕事をガマンしてやっていると、自分と同じようにがんばって仕事をしない同僚にイライラしたりした。

そして「自分はこれだけやっているのになぜ(同僚は)認めてくれないんだ」と勝手に不満に思っていた。

そんなめんどくさいヤツだったのだ。

しかしがんばることをやめたことで、僕はこの苦しみから解放されることになった。

「今のやり方では幸せになれない」と確信する

そもそも、なぜ僕が「がんばる」呪縛から目覚めることができたのか。

かんたんに言えば、「もうこれ以上がんばることができない」、「これ以上がんばっても幸せになれない」と感じたからだと思う。

昔の話だが、めちゃめちゃ自分としてはがんばって、仕事で成果を出し、全国で表彰された経験があった。

若かった僕は、仕事で結果を出せば同僚から認められると思っていた。

しかし仕事で結果を出した後も、(今思えば当たり前だが)自分が同僚から「認められてる」と感じることはなかった。

この出来事をきっかけに、僕は「今のやり方では幸せになれない」と確信したのだ。

そのタイミングで、偶然にも僕は「がんばらないほうがうまくいく」という考え方の本に出会う。

そうして少しずつではあるが、「がんばらない生き方」を実践していったら、「自分は認められている」とむしろ感じるようになっていった。

試しに仕事を拾いにいくのをやめたみた

「がんばることをやめる」とは、「自分がやりたくないことをガマンしてやることをやめた」ということ。

たとえば、やりたくない仕事を拾うことをやめた。

職場では誰が担うべきか明らかになっていない仕事というのが一定数存在する。

昔の僕はこうした仕事を率先して自ら拾いに行っていた。

もちろん、「やりたくないのに」だ。

こうしてやりたくないことをガマンしてやっていたから、同僚が認めてくれないことに不満を持っていたわけだ。

試しにこれをやめてみた。

そしたらおもしろいことに、同僚が率先してそれを解決していくことに気がついた。

今までは自分がそれをやらないと、誰もそれをやろうとせず、「組織が大変なことになる」と思っていた。

「そんなことはなかったんだ」ということに気がついた。

これは一つの例だが、こうして自分が「本当はやりたくない」と思ったことを少しずつやめていった。

そうしたら、どうなったのか。

僕は「自分らしく生きる」ようになっていた。

自分がやりたいと思ったことをやり、やりたくないと思ったことをやめる。

これはまさしく「自分らしく生きる」ということだ

僕は自分らしく生きる人生を取り戻し、「他人から認められたい」という欠乏感から解放されることができたのだ。

まとめ

他人から認められない欠乏感に苦しむのは、あなたががんばってるからだ。

やりたくないことをガマンしてやっていると、「これだけやってるのになぜ認めてもらえないんだ」と逆に苦しむことになる。

解決策は「がんばることをやめること」にある。

「やりたくない」と思ったことをガマンしてまでやる必要はない。

できるところからでいい、少しずつ「やりたくない」と思ったことをやめていってほしい。

そうすると「それでもいいんだ」と少しずつ思えるようになっていく。

そうして自信がついてくれば、どんどん自分らしく生きられるようになっていく。

そうして自分らしく生きられるようになった時、「人から認められたい」という欠乏感から解放されることになる。

なぜなら「自分らしく生きても、人から認められる」ということを体感できるようになるからだ。

理解を深めるためにも、以下の記事を読んでみてほしい。

興味がある人は僕の体験記も読んでみてほしい。きっと今のあなたの役に立つ。

ということで、参考にしてほしい!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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