ブログでむしろ同じことを何度も書いたほうがいい理由-サラリーマンがゼロから専門分野を作る方法➇

専門分野を作るためには情報発信が大切であり、ブログを毎日更新するのが望ましい。

毎日更新をしているとネタ切れを起こすが、しんどい時期もあきらめず更新してれば、いつか当たり前のように毎日更新ができるようになる。

昨日はそんな話を書きました。

もう一つ、専門家が毎日ブログを書けるようになるヒントをお伝えしましょう。

それは「同じことを何度も書いてもいい」です。

ブログをはじめたばかりの人の中には「ブログで同じことを書いてはいけない」という思いこみがある人がいます。何を隠そう、僕自身もそうでした。

しかしこれは全くの勘違いです。むしろ同じことを書き続けることにも大きなメリットがあります。

今日はそんな話をしていきましょう。

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様々な角度からメッセージを伝えるようにむしろ何回も同じことを書く

あなたが思っている以上に、あなたがブログの読者に伝えたいメッセージは読者に伝わりません。それが大きな学びや気づきであれば、なおさらです。

例えばブログで「何かを習慣化するには、コツコツと無理なく続けていくこと」というメッセージを書いたとしましょう。

このメッセージ自体は、おそらく世の中の大半の人が知っているはずなのです。習慣化に興味がある人ならなおさらです。このメッセージを見て「斬新だ」と思う人は少ないはずです。

でも多くの人が実際に「コツコツと無理なく続けること」ができないわけです。だからみんな困ってる。

それはみんな「知ってる」けど、理解できてないからです。

情報発信者としては、ブログの読み手に自分が発するメッセージを理解してもらいたいわけです。

そう。「伝わること」が目的なのです。

だから何度同じことを書いてもいいのです。切り口や表現、例を変えて。様々な角度からメッセージを伝えるようにむしろ心がけてもいいのです。

自分が発するメッセージは自分が思っている以上に他人に伝わらない

僕の経験では、大きな気づきこそメッセージ自体はシンプルです。そして世の中の大半の人もそのメッセージ自体は知っているのです。

例えば「執着を捨てれば人生は変わる」。みんな知ってるのです。でも多くの人が実践できない。

それは本当の意味でその理屈が理解できていなかったり、実践することに不安を感じているからです。

僕ができることは僕の経験をブログの読者に伝えることで、「あ、そういうことか」、「やっても大丈夫そうだな」と背中を押してあげることです。

メッセージというのは自分が思ってる以上に他人に伝わらないのです。だから何回同じことを書いてもいい。

そのメッセージが読み手に伝わることが目的。このことを情報発信者は忘れてはいけないと思うのです。

だからこそ自分が伝えたいメッセージがあるなら、何度でもブログに書きましょう。

他人はそんなにあなたに関心は持ってない

「また同じことを書いてる」って思われるのが怖い気持ちはわかります。僕もはじめの頃はそう思ってました。

でもそれは本当かどうか。冷静に考えてみればわかります。

あなたのブログのファンはあなたが何を書いても応援してくれます。あなたも大好きなブログを読む時はそんな気持ちを持ってるはずです。

そしてあなたのファンでもない読者は、あなたが思ってるほどあなたのことを気にしていません。みんなそんなに他人に興味がないのです。

そして万が一、一部の人に「同じことを書いている」と思われたとして、何の問題があるのでしょうか。

あなたは他人にメッセージを伝えるためにそれをやってるのであって、恥ずべきことは何もないのです。

このことを理解できれば、ネタ切れが起きることもなくなります。何度も同じことを書いてもいいわけですからね。

ということで、「何度も同じことを書いてはいけない」が思い込みだということがわかってもらえたでしょうか。

必要あればこのメッセージも何度も書いていくつもりです(笑)。

ではまた。

今日からあなたにできること

以前ブログで書いたメッセージを表現を変えてまた書いてみよう

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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