学びはじめの時にこそブログに気づきを書くべき理由は「今書かないとその記事は二度と書けないから」-サラリーマンがゼロから専門分野を作る方法③

サラリーマンが自分の専門分野を作るためにはとにかく「やる」と決めたテーマを続けること。

続けていく過程の試行錯誤の経験こそが、あなたのオリジナルの「売り」になる。

先日はそんな話を書きました。

もしあなたが何かを学ぶと決めたなら。その学びの過程を学びはじめた時から、是非ブログで発信してください。

学びはじめの頃の気づきや気持ちは後になってからでは正確に書けないからです。

これからあなたと同じようにそれを学ぼうとする人にとっては、あなたのその学びはじめの頃の気づきや気持ちは勇気を与えます。

今日は発信することについて書いていきましょう。

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発信してアウトプットすることで、学習速度が加速する

自分があるテーマを専門分野にすると決めたなら、とにかく発信することをオススメします。

発信の方法は様々な手段があるわけですが、ブロガーである僕としては、ブログでの発信をオススメします。

なぜ発信することが大切なのか。

一つは発信という形で自分の学びをアウトプットすることで、自分自身の理解が深まるからです。

ブログの場合日記と違い、他人があなたのエントリーを見る前提で文章を書くわけです。

だからこそ、他人に伝わるようにあなたは自分の学びをしっかり思考して整理し、文章としてアウトプットすることになります。

簡単に言えば、人に教えるようなイメージで文章を書くわけで、このプロセスがあなたの理解をより深めることになり、あなたの学習速度が加速します。

学び始めの頃からリアルタイムでブログを書いていくからこそ貴重なエントリーになる

ブログに自分の学びを書いていくなら、学びはじめの初期の頃からエントリーを書いていくことをオススメします。

冒頭に書いたように、他人はあなたの試行錯誤の経験に興味を持ちます。

例えばランニングを習慣化しようと決めたら、毎日走っていく過程をブログに書いていくことです。

1日、2日、3日と続けていくうちに感じたことや工夫したことが書かれた内容は、これからあなたと同じようにそれを習慣化しようとしている人にとっては貴重な情報になるのです。

学びはじめに書くことをオススメする理由は単純で、エントリーの「新鮮さ」に直結するからです。

例えば僕の場合、タスク管理をはじめて2年半くらいの時期からブログを書き始めました。

タスク管理をはじめた頃の苦労や経験を思い返してエントリーを書いていったわけですが、人間はやはり忘れていく生き物です。はじめたばかりの当時の気持ちや記憶はどうしても完全には再現できません。

リアルタイムの学びや気づきは二度と再現できないからこそ、その時書くことに価値があるのです。

どれだけ価値があるかは、後にならないとわからないところが難しいんですけどね。

ということで、とにかく自分が専門分野を作っていく過程を発信していきましょう。

「素人である自分のエントリーなんて、発信する価値がない」。そう思ってしまう気持ちはわかりますが、「素人だからこそ」意味があるのです。

発信はあなたの学習速度を加速させるとともに、その記録は将来あなたのかけがえのない財産に必ずなります。

発信の効用については明日以降も書いていきます。

今日からあなたにできること

やると決めたテーマがあるなら、いますぐ発信をはじめるための準備をしよう。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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