「他人軸」の生き方だと、苦しくなる。それよりも「自分もOK、他人もOK」の生き方を目指そう。

会社員をやっていると、「他人軸で生きよう」というメッセージがどうにも一人歩きしているような気がしてならない。

「他人軸で生きる」とは、簡単に言うと「他人(受け手)が自分の言動や行動をどう感じるか。常に考えて行動しよう」ということだ。

この考え方が「間違っている」とは思わない。むしろ、生きていくうえでは大切な考え方だとも思う。

しかし、このメッセージを「自分を犠牲にしてでも、他人を優先せよ」というメッセージと捉えてしまうと、とたんに生きるのが苦しくなってしまう。

そして、世の中の多くの会社員が苦しそうに働いているのは、「他人軸で生きよう」というメッセージを「自分を犠牲にしてでも、他人を優先せよ」と捉えてしまっているからではないだろうか。

少なくとも僕自身は昔、そう捉えていたように思う。だからこそ、あの頃はほんとうに生きているのがつらかった。

でも、そんなつらい生き方を抜け出せた今だからこそ、思う。

自分を犠牲にすることなく、他人も幸せになる生き方も存在するのだ。

そうした生き方ができている人を、「自分軸で生きている」と人は表現するなのだと思う。

では「自分軸」で生きている人と、「他人軸」で生きている人の違いはどこにあるのだろう。

それは、「自分を一番大切にする」という意識の差だと僕は考えている。

今日は

  • 「他人軸で生きることの何が問題なのか」
  • 「どうして自分軸で生きていくのが難しいのか」
  • 「どうしたら、もっと自分軸で楽に生きていけるようになるのか」

僕が「他人軸」から「自分軸」へ生き方を変えることでずいぶんと楽に生きられるようになった経験から、説明していこうと思う。

今日も早速いってみよう!!!

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他人軸で生きると、苦しい。

僕も数年前は、「他人軸で生きるのが正しい」と思っていた。

特に仕事では、「自分よりも他人を優先すること」を心がけていた。

たとえば、以下のように考えていた。

  • 「誰よりも自分がたくさん仕事をしないといけない」「自分が率先して仕事をしないといけない」
  • 「他人に批判されないように、自分の行動を律しないといけない」
  • 「他人から批判されたら、たとえそれが納得できないものでもあっても、受け止めて行動を改めないといけない。

こんなふうに考えていた頃は、本当につらかった。

「自分らしく生きられていない」といつも感じていて、それがまたストレスになった。

まわりを見ていると、苦しんでいるのは僕だけではないように感じる。

同僚はもちろん、大企業に勤めている会社員の大半の人が、苦しんでいるように見える(あくまで僕の主観だが)。

他人軸で生きると、苦しくなってしまう。

では、どう生きたらいいのだろう。

僕の結論は「『自分を一番大切にする』という意識をもつこと」になる。

説明していこう。

「自分を一番大切にしよう」と心がけてから、ずいぶんと楽に生きられるように

僕自身は、「自分を一番大切にしよう」と考えるようになってから、ずいぶんと楽に生きていけるようになった。

「自分を一番大切にしよう」と書くと、「他人を疎かにしてもいい」と言っているように思えて眉をひそめる人もいるかもしれない。

でも、僕は「他人を疎かにしてもいい」と言いたいわけではない。

「自分を一番大切にして、他人も大切にする生き方を目指そう」と言いたいだけなのだ。

自分を大切にするからこそ、他人を大切に扱えるようになる

僕は自分を大切にするからこそ、他人を本当の意味で大切にできると思っている。

思い返すと、自分よりも他人を優先しようと考えていた時は、心から他人のことを大切にしようと思っていなかったように思う。

むしろ、自分を犠牲にしてガマンしていた分、他人に対しても「おまえがんばれ」と感じていた気がするのだ。

たとえば、同僚が仕事でつらそうにしていても、「大丈夫?」と気にかけるふりをするものの、「俺もつらいのだからお前もがんばれ」と思うことが多かったように思う。

しかし、自分を大切にするようになり、ムリして仕事をしなくなってからは。

同僚がつらそうにしていたら心から「大丈夫?」「そんなにムリしなくていいよ」と声をかけられるようになった。

彼(彼女)らが助けが必要な時に、仕事を助けてあげたり、手を差し伸べられるようになった。

自分を一番大切にするようになったら、そうして心から他人のことを思いやれるようになったのだ。

そんなふうに変われて、嬉しく思っている。

そしてそれは、自分自身を大切にすることで、自分に余裕が生まれたからだと思っている。

こうした体験から、僕は「自分を大切にしない限り、本当の意味で他人を大切にすることはできない」と考えるようになった。

「自分を一番大切にする」という意識を持つことで、本当の意味で「他人軸」が目指す生き方に到達することができる。

今の僕は、そう考えている。

まとめ

「他人軸」という言葉は、「自分より、他人を優先しろ」というメッセージに捉えてしまうと生きるのがつらくなってしまう。

他人を大切にすることは大切だ。でも、自分を犠牲にしてまで、他人を救おうとしなくていい。

むしろ、自分を一番大切にすると意識したほうが、結果的に他人を大切にできるのだ。

目指すべきなのは、「自分もハッピー、他人もハッピー」「自分もOK、他人もOK」の生き方を目指すことだ。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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