ゆとりある生活を手に入れるためには「先に」ゆとりある生活を過ごす必要があることを知ろう

今の僕は昔の僕から想像できないくらい、ゆとりある生活を日々過ごしています。

日常では、ほとんどあくせく動くことがありません。

特に仕事以外での日常は、本当にゆったりと過ごすことができています。

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昔と何が変わったのか?

考えると、「多くのことはできないこと」を理解したことだと思います。

昔の僕は限られた時間の中で多くを求めすぎていました。

例えば2時間自由に使える時に、30分読書して、30分英語の勉強して、1時間でブログを書く。

そんな時間の使い方をしていました。

物理的にこれは可能です。しかしこのようにキリキリと時間を使っていると、単純に疲れるのです。

少なくとも余裕やゆとりは全くありません。

一方今の僕の場合。2時間あった場合、一つくらいしかやろうとはしません。

例えばブログを1時間かけて書こう。余った時間で気が向いたら「何かやろう」。

そんな気楽な気持ちで過ごしています。

そうすると、仮にブログを1時間で書き上げた場合、1時間自由時間が残ることになります。

見たかった映画を少し見てもいいし、ボーッとしてもいい。やりたければ、英語の勉強をしてもいい。

こんな感じで、常に時間にゆとりを持つようにしているので、必然的にゆとりある生活をおくることができているわけです。

ゆとりある生活をおくるには、ゆとりある生活を心がける

そう考えると、ゆとりある生活を手に入れるには逆説的ですが、「ゆとりある生活を心がけること」が一番です。

タスク管理を追求し続けた結果、僕がたどり着いた結論でした。

タスク管理は「現実を知る」技術だと僕は考えています。

TaskChuteで予定終了時刻を確認すること。記録を取ること。

これらによって、「時間は限られていて、あまり多くのことはできない」ということをはじめて理解できるのです。

これは仕事でも同じことが言えます。

今日中にどうしてもやらなければならない仕事だけ、片づければいいのです。

それ以外の時間はリラックスして取り組めばいい。

そのくらいの気持ちで取り組んだほうが、結果的にうまくいくのです。

時間がある限りやることを詰め込んでおいて、ゆとりある生活をおくろうとするのは「走りながら跳べ」と言っているのと同じです。

ゆとりある人がたくさんのことをやっているように見えるのはあくまで「結果」なのです。

やることを一つに絞る

ではどうしたらいいの?あなたは思うでしょう。

今日から一週間でいいです。まずは、仕事を終えた後やることを一つに絞ってみましょう。

本も読みたいし、ブログも書きたいし、テレビも見たいでしょうが、どれか一つに絞りましょう。

そして時間が余ったら、その時やりたいと思ったことをやりましょう。ボーッとしてもOKです。

驚くほどゆとりを持って時間を過ごせることを実感するはずです。

まずはゆとりある生活を「感じること」。ここからはじめてみてください。

今日からあなたにできること

仕事を終えた後にやること(本を読む、ブログを書く、勉強する等)を一つに絞ろう!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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