「やることが多すぎて時間がない」と思いこんでしまう理由とその解決策

「時間がない」「時間が足りない」と感じるのは実は思いこみだったりする。
昔の僕も、いつも「時間がない」「忙しい」と感じていた。
仕事も忙しい。プライベートの時間も資格試験の勉強、読書、筋トレと「やらなければいけないこと」が無数にあった。
しかしある日ふと気がついた。
「時間がない」のではなく、使える時間に対して単純に「やらなければいけない」と感じてることが多すぎるだけかもしれない。
この気づきはその後「時間がない」問題を解決する大きなきっかけとなった。
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「時間がない」と思いこんでしまう理由
たとえば今午前9時で、12時までの3時間、自由に使える時間があるとする。
この時、もし僕が「やらなければいけない」と考えていることが30分の資格試験だけだとしたら。僕は「時間がない」とは感じないはずだ(2時間半を自由に使えるからだ)。
これに対し、資格試験の勉強だけでなく、読書もしなければいけない、海外ドラマも見なければいけないと、やらなければいけないことが3時間を超えてしまいそうな時。僕ははじめて「時間がない」と感じることになる。
つまり、人は与えられている時間に対し「やらなければいけない」と考えてることが多すぎた時、「時間がない」と感じるのだ。
つまり「時間がない」というのは事実ではなく思いこみ(自分がそう感じてるだけ)ということになる。
このことを理解できると、本当の問題は「時間がない」ことではなく、「やらなければいけないことが多すぎる」ことだということがわかる。
「やらなければいけないこと」が多すぎる理由
ではなぜ僕達はこうも「やらなければいけないこと」が多いのだろう。
結論から言うと、それは「やらなければいけないこと」に加え、「やったほうがいいこと」をたくさんやってしまっているからだ。
ここで言う「やったほうがいいこと」とは、不安を感じることで行動していることを言う。
たとえば、本当はやりたくないのに「将来の転職に必要になるかもしれない」という理由で勉強している資格試験。英語。
読みたくもないのに「知識をつけたほうがいい」と読んでいる雑誌。
人は自覚していないだけで、実はこうした「やっておいたほうがいいこと」にたくさんの時間を費やしてしまっている。
問題は、こうした「やったほうがいいこと」は成果につながりにくいことだ。
僕自身も何を隠そう、昔「転職に必要となることがあるかもしれない」という理由で英検1級の勉強に励んでいたことがある。
これはまさに「やったほうがいいこと」の最たる事例だ。
本心は「勉強したくない」と思っているので、なかなか勉強に取り組むことができなかった。けっきょく数年ダラダラと勉強し、最終的にはあきらめてしまった。
このように「やったほうがいいこと」は続かないし、成果につながりにくい。それよりも本心から「やりたい」と思うことに時間を費やすほうがはるかに楽しいし、成果につながりやすい。
だからこそ、思いきって「やったほうがいいこと」をやめることが時間を作るためには大切になる。
時間を作り出す「切り札」
では、どうやったら「やったほうがいいこと」をやめて「やりたいこと」に時間を費やせるようになるのだろう。
それは、「不安がなかったとしたら、やりたいことはなんだろう」と自問自答し続けることだ。
そこで出てきた答えが、あなたが本当に「やりたいこと」であり、本当に「やらないといけないこと」なのだ。
この「不安がなかったとしたら、やりたいことはなんだろう」という質問が「時間がない」を脱出する切り札となる。
成果につながりにくい「やったほうがいいこと」はどんどんやめて、あなたが本当にやらないといけないことだけに時間を使うようにしよう。
「やったほうがいいこと」をやめるには、勇気が必要だ。だからこそ、いきなり全部やめる必要はない。
できるところから、少しずつやめていくこと。
それを続けていけば、次第にあなたも「時間はある」と感じられるようになる。
ということで、参考にしてほしい!!!
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。