仕事がノってきても、あえて途中でやめることの大切さについて-1つの仕事にのめりこむと、他のタスクにしわ寄せがいく。

ある仕事がノってくると、つい他の仕事に費やすはずの時間までその仕事に回して、一気にその仕事を仕上げたくなってしまう衝動に駆られることはないだろうか。

最近の僕はまさにそんな衝動と戦っている。

一体何と戦ってるのかって?

いよいよ次の本も最終段階に入ってきたんだ!

原稿は完成していて、今は細かいレイアウトなどを修正している段階で。

長い間取り組んできたプロジェクトがもう間も無く終わろうとしていて、今の僕は「早く仕上げてしまいたい」という気持ちに駆られているわけだ。

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1つの仕事にのめりこむと、何が起きるのか。

そんな状態なので、油断すると持ちうる全ての時間を本の原稿を仕上げる作業に回してしまいそうになる。

たとえばブログを書く時間、インプットする時間。こうした時間も本の原稿を仕上げる作業に回してしまいそうになるのだ。

昨日もけっきょくインプットに回すはずの1時間を本の原稿に費やしてしまった(ブログを書く時間はなんとか死守した)。

そうすると、何が起きるか。

昨日1日だけみれば、大きな問題や支障はない。しかし僕の場合、インプットする時間がないと、翌日以降のブログの執筆に影響がでてくる。

事実、僕は今日ブログを書くことに苦労している。それは、僕の場合。良質なインプットが良質なアウトプットにつながるからだ。

良質なインプットによって感情が動かされ、そのことについて「書きたい」と思うことでスムーズにブログが書けるようになる。

つまり、(僕の場合)インプットに費やす予定の時間を本の原稿に回してしまうと、その日はいいのだが、けっきょく翌日以降苦労することになるというわけだ。

一つの仕事にのめりこむと、他のタスクにしわ寄せがいく。

これは一つの例に過ぎないが、ある一つの仕事にのめりこんでしまい、他のタスクにかける予定の時間を注ぎこんでしまうと。

その作業自体(今回のケースで言えば本の原稿を仕上げる作業)は捗って気持ちいいが、思わぬ副作用がでてくる。

ある一つの仕事にのめりこむと、その仕事はたしかに進むのだが、他のタスクに結果的にしわ寄せがきてしまうというわけだ。

仕事がノってきても、途中であえてやめる

ということで、僕はある仕事にのめりこみそうになったら、(一定の時間をかけた後は)たとえノってる状態でも。作業を中断するようにしている。

そう。たとえ本の原稿をさっさと仕上げたい気持ちに駆られても。

僕はある程度自分が決めた時間を超過したら、後ろ髪を引かれる思いでブログを書く時間に移行するのだ。

そうしたほうが、けっきょく予定通り全てのタスクを完了することができ、僕は「今日も思い通りに仕事を進めていくことができた」と満足度の高い1日を過ごせることができるとわかっているからだ。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒。台湾で翻訳出版された『30分仕事術(パンローリング)』含む4冊の著者。国内トップの大手金融機関で10年以上残業ゼロの現役会社員。

長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に自身が所属する組織の残業を削減した取り組みで全国表彰、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。その後は順天堂大学や創業手帳(株)での講演・研修をはじめ、時間管理をテーマに講師として活動。国内最大級のスキルシェアプラットフォーム「ストアカ」の上位2%のトップ講師に選出される。

Yahoo!ニュースに執筆記事多数。著書に『ちょっとしたスキルがお金に変わる「副業講師」で月10万円無理なく稼ぐ方法(日本実業出版)』など。

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