運動を習慣化し、43キロ痩せられた秘訣は「ジムに行ったら5分以上滞在してはいけない」だった。

やぁ、みんな!

昨日YouTubeを見ていたら、おもしろい話を聞いたんだ。

約43キロ痩せることに成功した男性がいた(仮にトムとしよう)。

トムは痩せようと決意してから最初の6週間、あるマイルールを決めた。

それは、ジムに行ったら「5分以上滞在してはいけない」というものだった。

5分以上滞在「しなければいけない」のまちがいじゃない。5分以上滞在「してはいけない」だ。

なぜトムは一見そんな「アホ」とも思えるマイルールを自分に課したのか。

全ては「ジムに定期的に顔を出す」という習慣を作るためだった。

大半の人はジムにたどりつけない

ここで考えてみよう。

なぜジムの会員になっている大半の人は、思うように痩せられないのだろう。

理由は単純明快。

ジムの会員になったのはいいものの、ジムに行かないからだ。

ちょっと想像したらわかる通り。ジムに行きさえすれば、誰でもある程度運動はする。

「せっかくジムに来たんだし、、」となるわけだ。

しかし大半の人は、ジムに顔を出すことができない。だから運動ができない。だから痩せないというわけだ。

ここまで書いてきたら、トムがなぜはじめの6週間、アホみたいなマイルールを作ったのか。見えてきたんじゃないかな。

そう、彼は「まずジムに顔を出す」という習慣を作ることからはじめたんだ。

先程も書いたように、ジムに顔を出すことさえできれば、人はある程度の運動はする。

つまり「ジムに顔を出す」という壁さえのり越えられれば。運動する習慣は手に入る。

トムはそう画策したのだろう。

習慣化の鍵は、最初のアクション(トリガー)にある

トムのアイデアは画期的だったが、彼のアイデアから何が学べるだろう。

それは簡単に言えば、何かを習慣化したいなら、一番最初のアクション(トリガーとも言えるかもしれない)を習慣化することを心がけようということだ。

たとえば、腕立て伏せを習慣化したいなら。

「毎日1回」を目標にしてみよう。

どんなに忙しくても、気分がのらなくても。

1回なら、大半の人はできるだろう。

そしてお気づきの通り。腕立て伏せを1回でもやれば、誰でも「もう少しやろう」となるはずだ。

結果的に君は何回かは腕立て伏せをやることになるだろう。

これを毎日続けていけば。君も気がついたらアーノルド・シュワルツェネッガーみたいになってるかもしれない。

まとめ

何かを習慣化しようとする時、大半の人は「何をどんな内容でやるか」ばかりに焦点を当ててしまいがちだ。

たとえば運動するなら、「ジムに行って、何をどんなメニューでやるか?」と考えてしまう。

しかしここまで書いてきたように。本当のボトルネックは、「ジムに行って」の部分なのだ。

つまり、とりかかる時のきっかけ、トリガーをどう乗り越えるか。

これが本当の「壁」であり、この壁を乗り越える方法を考えることからはじめなければいけない。

そしてその壁を乗り越える一番の方法は、壁のハードルを圧倒的に下げること。これにつきる。

ジムに行く壁を越えたいなら、ジムにどうやったら気軽に行けるようになるか。トムのように考える。

腕立て伏せを習慣化したいなら、腕立て伏せの体勢をとるために「1回」を目標にする。

そんな感じだ。

習慣化の鍵は、本当の「壁」を見極めることにあるのだ。

この話の出典は、以下のYouTubeだ(英語)↓。興味がある人は、1時間9分あたりから見てみるといい。

話をしているジェームズ・クリアーは以下の本の著者でもある。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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