最近、自分が妻に「いつもありがとう」の一言が言えないことに気がついた。
感謝の気持ちがないからじゃない(そのはず)。心の中では「いつもありがとう」と思っている。
でも、それを口に出そうとすると。なぜか自分の中で抵抗が生まれるのだ。
これは一体どういうことなのだろうか。
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なかなか闇が深かった
僕が他人にお礼を言えない人間なのだろうか。いやいや、そんなことはない。
たとえば友人であったり、会社の同僚に対しては「いつもサンキューな!」などとシレッと言うことができる。このことからも、僕は他人にお礼を言えない人間ではないはずだ。
僕はいわゆる「九州男児」なのだろうか。それも違う(と思う)。むしろ恐妻家だと自負している(そしておそらくこれはまちがいがない)。
にもかかわらず、なぜ身近な妻に対して(しかも本来一番その言葉を伝えなければいけない人なのに)その一言が言えないのか。
僕は考えこんでしまった。
昨日一日考えてみたが、答えがでない。なかなか闇が深い。
今まで自覚してこなかったが、今の僕の課題はここにあるのかもしれないと思った。
とりあえず「言ってみる」ことに
課題だと知ると、クリアしたくなる性分だ。
自分の闇の正体はわからないが、こんな時は行動を先に変えてみることが大切なのを、経験上知っている。
ということで、とりあえず「いつもありがとう」となんの脈略もなく妻に言ってみることにした。
そう思ってみたものの。案の定、きっかけが掴めない。時が流れていく。
しかたないので、近くにあった(洗ってあった)自分の水着を手に取り「水着洗ってくれて、いつもありがとう!」と勇気を出して言ってみた(ほんとに脈略ねぇーw)。
妻の反応は「うん」みたいな自然な反応だった。そして僕はなんかしらんけど、ちょっとスッキリとした気持ちになった。
「やってみてよかった」と思った。
けっきょく理由はわからなかったけど
なぜ妻に「いつもありがとう」の一言が言えないのか。この謎は今も解けていない。
でもそんなささいな一言が「言えない」のは、きっと自分の中でそのことに抵抗を感じる何か(課題)があるのだと思う。
その課題はなんなのか、よくわからない。でも、しばらく何かにつけて「いつもありがとう」と感謝の気持ちを小出しにして伝えていけたらいいなと思う。
しばらく続けてみる。また自分の変化をここに報告したいと思う。