ふせんへメモというシンプルな習慣の効果

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 おすすめの仕事術の一つ。
それは極めてシンプルだが、
思いついたことをすぐにメモをすることだ。
これは既に習慣化している人にとっては当たり前の話。
そのメリットを簡単に紹介したい。

何かを覚えておくと、その分脳のキャパシティが空く。

脳の専門家ではないので、詳しいロジックは書かないが
何かを覚えておくということはそれなりに脳のキャパシティを使う。
タスク管理でいえば、以前書いたように全ての仕事をToodledoなど脳の外に移すと、
かなりスッキリするのを実感するはず。
書くことで忘れることができるからだ。
そうすると何がいいのか。

目の前のことに集中できるようになる。

例えば今、目の前の仕事に没頭している。いい感じで集中してきた。
その時、上司から「8/17の15時から会議室使うので予約しておいてくれ」と突然声をかけられる。
さあ、どうする。
すぐに予約してもいい。
でも目の前の仕事がちょうどいい感じだ。
気分がだいぶクリエイティブな感じだ
今は目の前の仕事を終わらせたい・・。
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という場合、「後で予約しよう」ということになる。
しかし、これを覚えようとしていると間違いなく目の前の仕事に集中できないはず(あるいは集中できたとしても、会議室の予約を忘れて上司から後で怒られるか)。
こういう時僕は引出しの中ににあるふせんに「8/17 15時の会議室予約」と書き、
机のある場所に貼るようにしている。
そうすることで、このタスクを一度忘れることができる。
そして目の前の仕事に集中して取り組む。
終わった段階でふせんを見て「ああ、そうだった」と会議室を予約することになる。

まとめ

引出しにあるふせんに何か覚えておく必要があることを全てメモをする。
たったこれだけだが、覚えておかなければならないことを脳の外に出すということは
目の前のことに没頭するための重要な手段だ。
もしその習慣がない人は、是非試してほしい。
一回でもやればその効果は実感できると思う。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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