仕事の生産性を極限まで高めたいなら、仕事の「配分」を変えろ-残業ゼロの仕事術

仕事の生産性を高めたいなら、とにかく得意な仕事、好きな仕事の比重を高めていくことを意識していくことです。

たとえば今のあなたの仕事のうち、20%が得意な仕事、60 %が得意でも苦手でもない仕事、20%が苦手な仕事だとしましょう。

この仕事の配分を得意な仕事35 %、得意でも苦手でもない仕事 60 %、苦手な仕事5 %にするだけでもあなたの生産性は驚くほど変わってきます。

単純に得意な仕事ばっかりやってたら、仕事の生産性はものすごく高まっていくと思いませんか?

そうは言っても、「そんなことは理想論では」と思うかもしれません。

しかし、そんなことはないのです。僕自身、長年これを実践してきました。

だからこそ、大手金融機関という残業しないことが当たり前ではない環境で「残業ゼロ」を実践できているのだと考えています。

では、具体的にどうやって僕が得意な仕事の比重を増やしていったのか。

そのシンプルな極意を今日はお伝えしていきましょう。

広告



やることは、非常にシンプルです。

自分が得意な仕事、好きな仕事を積極的に自分が引き取るようにする。

その一方、苦手な仕事、嫌いな仕事は断ったり、他の人にお願いする。

このシンプルな鉄則を、できるかぎり貫いていくことです。

たとえば同僚が困っている時は、自分が得意な仕事、好きな仕事を引き取ることで貢献します。

また、チーム内で自分の得意な仕事に関するあたらしいプロジェクトが立ち上がったら、積極的に手をあげます。

逆に、自分が苦手な仕事はできるかぎり他の人にお願いします。

同僚から自分が得意な仕事を引き取るかわりに、苦手な仕事をお願いすることもあります。

また、苦手な仕事を同僚からお願いされた時も、断ります。そのかわり、得意な仕事をやることを提案します。

これをずっと継続していくのです。

そうすると、次第に同僚もあなたの仕事におけるスタンスを理解してくれるようになっていきます。

そうすると、自然と同僚から苦手な仕事をお願いされる機会も減っていくのです。

この流れができあがると、自分の仕事のうち、得意な仕事の比重がどんどん高まっていくというわけです。

今のあなたととって、仕事を断ることは大変な勇気がいることでしょう。だからこそ、この話は理想論に聞こえるかもしれません。

しかし、そうした勇気がなければ、生産性高く働くことはできないというのもまた現実なのです。

「どうしたら勇気をだせるようになるのだろう。」

そう悩んだら、僕の体験をぜひ追体験してほしいと思います。

きっと「自分にもできるかもしれない」と思ってもらえると思います。

メルマガ購読で、もっと自分らしく生きる秘訣を学ぼう!

平日毎朝、ブログに書かない話を中心に、毎日あなたにメールをお届け。

セミナー情報も随時お知らせします。

「役に立つ」ととても好評なので、ぜひ登録ください。もちろん、無料です!

登録は以下からどうぞ

セミナー情報

● 4/21(火)
「残業ゼロ」の人気セミナー講師が教える、ふつうの会社員でもできる「自分ビジネス」の育て方

●4/24(金)19時〜21時

30日間は事実上無料!セミナー動画が過去分含めて見放題の「オンライン会員」

僕のセミナー動画が、過去分も含めて見放題。しかも、いつでも僕に質問し放題という、とってもお得なサービス。

しかも、30日間は実質無料でお試し可能。

まずは試してみてほしい。きっとあなたの役に立つ。

個人セッションのご依頼

平日18時以降、都内で開催。

遠方にお住まいの方でも、オンラインで対応可。

詳細とお申し込みはこちらから。

新刊 発売

2023/12/18発売 1,760円(税込)

仕事を30分単位で区切ることで先送り・先延ばしをなくし、最速で片づける仕事術

新刊 発売

2024/2/16発売 1,760円(税込)

自分が好きなこと、得意なことがあれば、誰でも講師になれる

この記事を書いた人

アバター画像

滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

あわせて読みたい

広告