仕事で突発的なトラブルが発生しても、残業せずに予定通り帰れるのが「20分仕事術」の強み

前回の記事では1日で取り組むタスクは20分以内にしたほうが仕事が予定通り進んでいくことについて書きました。
その理由は、シンプルに言うと「仕事に着手しやすくなるから」です。
60分のタスクを今からやろうと思うと、「ウッ」と怯んでしまう。でも、20分ならなんとか手をつけることができる。
だからこそ、1日の仕事の計画を作る時は20分ずつたくさんの仕事をこなしていく「20分仕事術」がオススメ。
そんな話を昨日は書きました。その記事はこちらです。
予定通り仕事が終わらないなら、タスクの見積時間は20分以内におさめる「20分仕事術」がオススメ
今日は20分仕事術のもう一つのメリット。「リスクヘッジ」について書いていきます。
広告
20分仕事術の大きなメリットは、突発的に発生するトラブルに強いことです。
昔の自分もそうでしたが、「よし、今日はこの仕事を一気に仕上げるぞ!」と3時間くらいのタスクを締め切りギリギリに一気に1日で仕上げようとする人がいます。
こんな時に、クライアントから苦情が発生し、急なトラブル対応に追われたらどうなるでしょう。
トラブル対応で疲れ果てた状態で3時間のタスクに取り組むのは、相当大変です。間違いなく、このタスクは翌日に先送りされることになるでしょう。
もし明日が締め切り日で、どうしても今日中にやらないといけない場合は。泣く泣く残業をしなければいけなくなります。
20分仕事術の強みは、こうしたトラブル対応に追われてもダメージがほとんどないことです。
各タスクには毎日20分ずつ確実に取り組んでいるので、今日1日トラブル対応に追われて万が一他の仕事が何もできなかったとしても。
仕事に全く支障がないのです。
3時間のタスクを明日に先送りした場合は翌日にも大きなダメージがありますが、20分のタスクを翌日に先送りしてもダメージはありません。
仮に締め切りギリギリだったとしても、翌日20分分を追加して40分仕事をすればいい。
万が一明日が締め切りのタスクがあったとしても、20分だけ残業すればいいということになります。
考えれば当たり前なのですが、毎日確実に20分ずつ仕事を進めているので、トラブルが起きても仕事の進行に大きな問題が生じない。
リスクに強い。突発的なトラブルが起きても、残業することなく、予定通り帰れる。
これが20分仕事術の強みなのです。
ということで、特にタスクリストを作る時は各タスクが20分以内に収まるように作ってみてください。
そうすることで、タスクリスト通り仕事を進めていける可能性がグッと高まります。
明日以降はさらにタスクリストを作るコツについて書いていきます。
次回は「割りこみタスクとルーティンタスクを上手にタスクリストに組みこむコツ」について書いていきます。
お楽しみに!
ということで、参考にしてほしい!!!
無料メルマガ、やってます!
平日毎朝、ブログに書かない話を中心に、毎日あなたにメールをお届け。
セミナー情報も随時お知らせします。
「役に立つ」ととても好評なので、ぜひ登録ください。もちろん、無料です!
登録は以下からどうぞ
セミナー情報
講座はこちら
とってもお得に学べる「オンライン会員」募集中
毎月開催するオンラインセミナー、30本以上僕の過去のセミナー動画が見放題。しかも、いつでも僕に質問し放題という、とってもお得なサービス。
しかも、30日間は実質無料でお試し可能。
まずは試してみてほしい。きっとあなたの役に立つ。
個人セッションのご依頼
平日18時以降、都内で開催。
遠方にお住まいの方でも、オンラインで対応可。
詳細とお申し込みはこちらから。
この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。