タスク管理が続かないのは、頭の中の「大変」と戦っているからだ。
タスク管理をはじめたばかりの頃は、とにかく毎朝タスクリストを作ること、特にレビュー(記録をふりかえること)が億劫になる。
「さぁ、やるぞ」と思った時に、「大変そうだなぁ」という漫然とした感情が浮かんでしまう。
こうなると、先送りしたくなる衝動に駆られてしまうのだ。
これをさけるために大切なのは、この「大変そうだなぁ」という感情に「正確な答え」を用意してあげることにある。
たとえば、これからタスクリストを作るのに「40分かかる」と正確に知っていれば、そう抵抗なく取り組んでいくことができる。
それは,やること(敵)がハッキリ見えているからだ。
そう。タスク管理が続かない一番の原因は、タスク管理にかかる時間を正確に把握できていないことにある。
今日はタスク管理を9年以上続けている僕がタスク管理をはじめた頃の経験をもとに説明していこう。
さぁ、今日も早速いってみよう!!!
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心理的ハードルが上がると、人は行動できなくなる
人の時間の感覚はいい加減だ。
タスク管理にこれから取り組もうとする時に、「(タスクリストを作るのに)かなりの時間をとられてしまいそう」と思ってしまうと問題になる。
「大変なことをこれからやるんだ」と脳の中で変換されてしまい、なかなか取り組むことができなくなってしまうのだ。
自分の中で「心理的ハードル」が上がってしまうと、人は行動することができなくなる。
この仕組みをまず知ること。
仕組みさえわかれば、解決することはそう難しくない。
そう。タスク管理にかかる時間を正確に把握すればいいのだ。
僕の経験を書いていこう。
「記録」と「平均時間の把握」で、意識が変わる
もう9年以上前になる。
僕自身もタスク管理をはじめたばかりの頃は、毎朝タスクリストを作るのが億劫でしかたがなかった。
特に習慣化に苦戦したのは、「週次レビュー」だ。
「週次レビュー」とは、1週間の記録をふりかえる(レビュー)こと。
そうすることで、来週以降をよりよくしていくことができるということになる。
正直、これがとにかく苦痛だった。
週末にやっていたのだが、ふつうに毎回1時間はかかった。
当時は本を読んだり、ブログを書いたり、やりたいこともとにかくたくさんあった。
休日の貴重な時間を1時間も使うのが億劫になり、先送りしてしまうこともしばしばあった。
しかしかかる時間をきちんと記録し、平均時間を計算してみてから、意識が変わった。
所要時間が1時間程度、長い時でも「90分はかからない」と正確にわかるようになってからは、比較的スムーズに取り組めるようになっていったのだ。
「よし、これから1時間やるぞ」と思えば、なんとか取り組むことができた。
そう。人はこれからやろうとすることがハッキリすればするほど、心理的に覚悟も決められる。
そうしてはじめて、人は目の前のことに取り組んでいくことができるのだ。
まとめ
タスク管理に限った話ではないが、人は見通しが見えないと一歩踏み出すことができなくなる。
たとえばマラソンを走るときに、「とにかく長い距離を走ってくれ」と漫然と言われたら、不安で走れないのではないだろうか。
「10キロ走る」「フルマラソンを走る」と、自分がこれからどれぐらい走るのか見通しが立つと、人は覚悟を決めて走れるようになるのだ。
タスク管理を続けるために最も大切なこと。
それはこれから自分がどれぐらい時間を取られるのかを正確に把握することにある。
そう。あなたがするべきことは、タスク管理にかかっている時間を正確にまず記録することにあるのだ。
ずいぶん昔に書いた記事だが、理解を深めるために以下の記事も読んでみて欲しい。
ということで参考にしてほしい!!!
次のアクション
タスク管理にかかる時間を記録し、正確に把握してみよう!
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