今日中にやらなければならない仕事にフォーカスする

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一日の仕事にとりかかる前に、その日の仕事をどう進めるか段取りを考えることは大切だ。

いわゆるタスクリストを作成すること。

タスク管理をするなら、ここは必須だと思っている。タスクリストを作る際に意識していることを書こうと思う。

前提となる考えかた

僕が尊敬する佐々木正悟さんがよくおっしゃっているが、僕らの脳は起きてから常にエネルギーが消費され続けている。

つまり理論上は午前中はエネルギーがわりかしあり、夕方以降はあまり残っていないということになる。

 

とりかかるのに大きなエネルギーが必要なタスクは早朝に

計画を練ったり、頭を凄い使うタスクはとりかかろうと思うこと自体にエネルギーを使う。

タスクをこなす時も当然そうだ。

そういうタスクは僕は一番最初にこなすようにしている(いわゆる「ファーストタスク」だ)。
特にこういうタスクは誰にも邪魔をされない始業前にこなすのがオススメだ
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今日中にどうしてもやらなければならないタスクから片付ける

午前中は基本的にエネルギーがあるので、頭を使う仕事を中心にこなしている。
それとは別で、今日中にどうしてもやらなければならない仕事をこの時間に取り組んでいる。
早く片付けたほうが気分的にも落ち着く。
この時点なら、思わぬ割り込みタスクが入っても、午後から取組むことができるからだ(夕方着手すると、思わぬ割り込みタスクにより着手できなくなるという大変な事態を避ける)。

 

午後からは単純作業タスクを中心に

午後は比較的単純な作業が中心になる。

その傾向は17時以降は顕著になる。

 

この時間帯はエネルギーもほとんどなくなっており、よっぽど切羽詰まっていないと頭を使うタスクは先送りになってしまう。

 

まとめ

どの時間帯にどのような仕事を行うか。

この時間配分を考えることはタスク管理で大切だ。
なぜなら、僕らは基本的に脳のエネルギーで仕事に取り組むからだ。

 

いかにエネルギーがある時点で困難なタスクを片付けるか。
仕事を効率的にこなしていくのに一番大切なポイントだと思う。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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