習慣を変えることに二の足を踏んでしまう理由とその解決策

投稿日 2020年2月14日
著者滝川　徹
カテゴリー習慣化

人生を変えたいと願うなら、行動、習慣を変えていかないといけない。

たとえば、毎日ブログを書くようにする。資格の勉強をする。独立の準備をする。

こうした努力もせず、人生が変わることは当然ない。

それがわかっているにもかかわらず、どうして人は一歩踏みだすことができないのだろう。

それは一言でいうと、「損したくない」という、リスクをとれないあなたのマインドが邪魔をするからだ。

たとえば、明日から「毎朝ブログを書こう」と決めたとしよう。しかしせっかくそう決めても、「でも、一生懸命やっても、人生変わらないかもしれないしな」とか、「でも、今仕事が忙しいしな」とか、つい言い訳をしてしまう。そして、けっきょく先送りしてしまう。

昔の僕もそうだったし、多くの人がこうして行動、習慣を変えることに二の足を踏んでしまう。

「毎朝ブログを書いたら人生が変わる」と保証されていれば、やれるはずだ。でも、保証がないから。ムダな努力に終わったらイヤだから。損したくないから。人は一歩踏みだすことができない。

だから、行動、習慣が変わらない。だから、人生が変わらない。こういう仕組みだ。

では、どうしたら行動や習慣を変えられるようになるのだろう。

それは、「やってみたい」、「やりたい」ことを、損してもいいからリスクを取ってやりはじめることだ。

「これをやったら人生が変わる」と保証があるものなんて、ない。だから、ムダな努力に終わるかもしれないけど、リスクをとって「やってみたい」「やりたい」と思うことをスタートしてみるんだ。

リスクを取ると言っても、いきなり会社をやめるのではなくて。小さいリスクをとることからはじめること。はじめは、簡単なことからはじめればいい。

「あの人に会いたい」と思ったら、連絡してみる。「会っても、話合わないかもしれないなぁ」とか、「会ってもそう楽しい時間は過ごせないかも」と思うかもしれない。実際、会ったら「つまらなかったな」と思うかもしれない。でも、会ったら「楽しかった！」と思うかもしれない。やってみないと、結果なんてわからない。自分の頭で勝手に想像しないで、とにかくやってみることだ。

「あの人から学ぼう」と思ったら、その人のセミナーに行ってみる。行ったら期待と違って、損するかもしれない。でも、人生変わるかもしれない。数千円から数万円で人生が変わる可能性がある。失っても、数千円から数万円。それくらいのリスクをとらずに、人生を変えることなんて、できるはずがない。そう考えてほしい。

働き方を変えたいなら、たとえば仕事を断ってみる。その人に嫌われるかもしれない。でも、「それなら別の人に頼むからいいわー」と笑顔で言われるかもしもない。これも、やってみないとわからない。でも、ここで成功体験を積むことができれば、仕事量は圧倒的に減らすことができるようになる。それなら、その人に嫌われることなんて、小さいリスク。そう考えてほしい。

今日あなたに伝えたいのは、行動や習慣を変えられないのは、リスクを取りたくないというマインドが原因だということ。このことに、気づいてほしい。多くの人が、このことに気づかずに、いつまでたっても自分を変えられずに自分にダメ出しをしてしまう。

あなたの意思が弱いのではなくて、リスクをとろうという姿勢の問題だということに気づいてほしいんだ。

自分がリスクを取れないから、行動、習慣を変えられないんだと自覚ができるようになれば、逆に言えば、リスクを取る覚悟さえ決まれば、あなたは行動と習慣を変えられるようになるということだから。

以下の記事を読むと、理解が深まるので読んでみて。