やらなければいけないことを1/100にする思考法-「時間がない人」と「効果的に働く人」の違い

やぁ、みんな!

タスク管理をはじめ、僕の時間術のノウハウを一冊に凝縮した渾身の原稿に対して、信頼している知人から「この本に書いてあるタスク管理を試してみたけど、挫折した。より簡単で、より明快で、しっかりと問題を解決できる『解』が必要だと思う。」と指摘され、ここ数日僕はずっとこの問題に対して考え続けてきた。

そして、ようやく僕は思い出した。

タスク管理や方法論に「時間がない」という問題を解決する「解」はない。

「そこじゃない」ということに。

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なぜ「そこじゃない」のか。

理由はシンプルだ。

本屋に行けば、時間術、仕事術の類の本は腐るほどある。

それではたして「時間がない」と悩むビジネスパーソンの悩みは解決したのだろうか。

彼らは出口のない迷宮に迷い込んだ気持ちになっていることだろう。

僕は昔自分が同じ気持ちになったことを思い出した。

僕は思い出したんだ。

タスク管理を身につけても「時間がない」という問題が解決しなかったことを。

タスク管理が役に立たないわけではない

誤解を招いてはいけないのでここでちゃんと説明をしておきたいが、「タスク管理が役に立たない」ということを言いたいわけではない。

タスク管理は役に立つし、絶対に習得した方がいいとは思う。

ただ、タスク管理の役割は正確に言うと「仕事を楽にするシステム」という訳であって、「時間がない」という問題に対し解を与えてくれるものではないんだ。

タスク管理の概念は簡単に言うと「仕事を頭ではなく、ツールを使って管理しよう」ということだ。

すなわち、タスク管理をすることで仕事の絶対量が減ったりするわけではない。

つまりやらなければいけないことが多ければ、あいかわらず「時間がない」と感じることになる。

このことに変わりはないのだ。

ただ、仕事の管理は圧倒的に楽にはなる。この点でタスク管理は最高の方法論だと僕は思っている。

そして「時間がない」という問題を解決するヒントが得られるという点でも、タスク管理はやはり秀逸だと言える。

ただ問題は、僕自身がそうだったように。

タスク管理がいかに優れた方法論だとしても、本質的な問題が解決しなければ「時間がない」という問題は解決しないことなのだ。

それは僕自身が今、「時間がない」という悩みを解決できたことでようやくわかったことと言える。

では「問題の本質」はなんなのか?

「時間がない」という問題の本質は、つまるところ「やらなければいけないことが多すぎる」ということなのだ。

だって考えてみてほしい。やらなければいけないことが半分になったら、君は「時間がない」と悩むだろうか。

そう。「時間がない」という悩みは、自分が持っている時間に対して、やらなければいけない、あるいは「やりたい」と感じていることが多すぎるということが悩みの発端になっている。

まずこの超シンプルなことにあらためて気がつくことが大切だ。

では、どうしたらやらなければいけないことを大胆に減らせるのか?

ではどうしたら、やらなければいけないことを大胆に減らすことができるのだろうか。

この問いに対する解こそが、まさに「時間がない」という問題を解決する僕の知人が求める解になる。

この解に対する僕の答えは「自分の気持ちに素直に生きていくこと」となるだろう。

もう少し説明すれば「常識的な思考に縛られることなく、自分の気持ちに素直に生きること」。

これを続けていけば、「時間がない」という問題は解決するのだ。

これだけでは言ってる意味がまるでわからないと思うので、もう少しくわしく説明しよう。

「時間がない人」と「効果的に働く人」との違い

「時間がない」と悩んでいる人と、時間の悩みがない人(以後、「効果的に働く人」と言う)との差はどこにあると思うだろうか。

それは一言で言ってしまえば、行動の違いだ。

たとえば上司から仕事を与えられたとする。

それを君はムダな(成果にあまりつながらない)仕事だと感じたとしよう。

このとき、効果的に働く人は「その仕事をやらない」あるいは「めちゃめちゃ手を抜く」といった大胆な行動に出る。

一方で、昔の僕のように「与えられた仕事はしっかりこなすべきだ」と考えている人には、「仕事をやらない」という選択肢が頭に浮かぶことはない。また、「できるだけ短い時間で適当にやってしまおう」という発想に至ることもない。

この時に二人に生まれる時間の差を考えてみてほしい。

たとえばこの仕事が30分かかる仕事だったして。「仕事をやらない」という選択をした場合と、仕事をしっかり30分こなした人とを比べると、30分の時間の差が生まれる。

現実には、仕事は無数にある。「与えられた仕事はしっかりこなすべきだ」と考えてる人とそうでない人とでは、週単位、月単位、年単位で考えれば想像を絶する時間の差が生まれることは想像にかたくないだろう。

ここではあえてわかりやすい例を紹介したが、つまるところ、時間がない人と効果的に働く人との違いはこういうところに生まれる。

つまり、効果的に働く人は「こうしなければいけない」という思考に縛られていない人達なのだ。

効果的に働く人達は「こうしなければいけない」という思考に縛られることなく、自分が「こうしたい」という思考で動く。

だからこそやらなければいけないことを1/100まで減らすことができるのだ。

効果的に働く人は「起点」が異なる

では効果的に働く人はなぜ一般常識、常識的な思考に縛られることなく、自分が「こうしたい」という思考で動くことができるのか。

それはシンプルで、彼らが「自分の気持ちに素直に生きる」ということを起点に生きているからだ。

たとえば、これもわかりやすい例をあげるとすると。

効果的に働く人は「やりたくない仕事を断る」というスタンスを平然と取ることができる。

そうしたスタンスを続けることで、自動的に「やりたくない仕事が割り当てられない」というサイクルを作ることすらできる。

そのことにより、やらなければいけないことを1/100することができるというわけだ。

君はそんなことができる人は「特別な才能がある人だけだ」と思ってるかもしれない。

でもそうではないのだ。

先ほどから書いたように。「時間がない」と悩んでる人と効果的に働いてる人の違いというのは、単純にこのケースでは「仕事を断れるかどうか」という一点に尽きることになる。

つまり一言「NO」 と言えるかどうか。これだけの差なのだ。

これが何か特別なことだと君は言うのだろうか。

思考に縛られているか、いないか。

君が言いたいことはわかる。

「仕事を断るなんて、そんなこと怖くてできない」というのが君の本音だろう。

当然昔の僕もそうだった。

日本に生まれた普通の人であればそう感じるのが当たり前だと思う。

一方で、考えてみてほしい。

君の同僚の中にも平然と仕事を断っている人がいるはずだ。

そういった人達と仕事を断れない人との違いは何なのだろうか。

それは先ほども言ったように、「思考に縛られているか、いないか」だと僕は考えている。

「仕事は断ってもいいんだ」と思っている人は仕事を断ることを何ら躊躇しない。

一方で、「仕事を断ると相手が嫌な気持ちをする」であったり、「与えられた仕事はやるのが当たり前」と思っていれば、仕事を断ろうとすると罪悪感を感じたり自分の中で抵抗を感じたりすることになる。

そうすると、ここで解決しなければいけない問題は、仕事を断れない君がどうやったら「仕事は断ってもいいんだ」という思考を手に入れることができるかということになってくる。

思考を変えるためには「行動する」

結論から言ってしまうと、「実際に仕事を断ってみる」。これしかない。

思考を変えるためには、いや正確に言うと、思考から解放されるためには。「実際にそれを行動に移してみるしかない」というのが僕の持論だ。

実際僕もそうして変わっていったのだが、仕事を実際に断ってみて「大丈夫なんだ」「仕事を断ってもいいんだ」と体感することでしか「仕事を断ってもいい」というふうに自分の思考を変えることはできない。

というか、思考を変える一番簡単な方法が自分の行動を変えてみることなのだ。

だからこそ、僕の「時間がない」という悩みに対する解は「自分の気持ちに素直に生きる」になる。

たとえばやりたくない仕事を割り当てられた時に自分の気持ちを聞いてみる。「やりたくない」と思ったなら、仕事を断ってみる。

もちろん君の頭の中には「仕事を断るなんてとんでもない」「仕事を断ったら上司に嫌われてしまう」「評価が下がる」といったネガティブな思考がたくさん浮かんでくるだろう。

そうして君はたちまち動けなくなり、「わかりました」と言ってしまいそうになるかもしれない。そのほうが圧倒的に楽だからだ。

しかしそこで勇気を出して仕事を断ってみるのだ。

自分の中に生まれるネガティヴな思考に縛られることなく、自分のそうした思考を疑い、仕事を断ってみる。

そうすることで君は「仕事は断ってもいいんだ」という思考を手に入れることに成功することになる。

一回の成功体験だけでは「仕事は断ってもいいんだ」という確信には至らないかもしれない。

それなら、さらに経験を積んでいけばいい。そうして経験を積んでいくうちに、仕事を断ることが当たり前になるだろう。実際僕もそうなった。

こうして「自分の気持ちに素直に生きる」を続けていった結果、僕は今のように時間に困らないライフスタイルを手に入れることに成功したのだ。

その体験を綴ったのが拙著だった。

そして再び僕はまたこの原点に戻ってきたのだ。

まとめ

長くなったので、そろそろ一旦この記事はこれで終わりにしようと思う。

ここに書いてることがよくわからなかったという人は、ぜひ次の記事も読んでみてほしい。

また拙著もよかったらぜひ。Kindle Unlimitedでなら、無料で読むことができる。

そしてこの内容を一冊の本にして、僕は「時間がない」という問題に対する解を示そうと思う。

是非楽しみにしていてほしい 。

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楽しんで!!!

今日も最後まで読んでくれてありがとう!ぜひ君の感想を聞かせてほしい!

この記事の感想、フィードバックがあったらぜひ教えてほしい。

それが僕のブログを書き続ける、励みになる(ようするに、励ましてほしいんだ。察してほしい)。

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返事は必ずしもできないかもしれないが(できるだけするつもりだ)、全てのメッセージに目を通すようにはしている。

君からのメッセージを楽しみにしている。

それではみんな、Have a nice day!!!

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2016年12月8日(木)発売 700円(税別)

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この記事を書いた人

滝川 徹

1982年東京生まれ。
慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得、2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動している。
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