「精一杯生きなければいけない」という考えに縛られることなく、もっと自由に、自分の気持ちのままに生きていきたいと願う。

いつの頃からか、

「人生、後悔しないように生きよう」

「精一杯、生きよう」

そう心がけて、生きるようになった。

それが人として「正しい生き方」だと思ってきたし、

何より、年をとって、人生をふりかえった時に。

「もっとこうすれば良かった」と、後悔したくなかった。

だから、

「 人生後悔しないように生きよう」

「精一杯、生きよう」

そう思って、今まで生きてきたのです。

後で人生をふり返った時に、後悔しないように。

もし将来、後悔するようなことがあったとしても。

「自分はベストを尽くしたんだから、仕方がない」

そう思えるように。

「精一杯、生きよう」

そう、がんばって生きてきたのです。

でもその結果、僕は今まで、本当の意味で「自分らしい人生」を生きてこなかった。

先日そのことに、気がついてしまいました。

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「精一杯生きよう」とするあまり、今を楽しむことを忘れてしまってたように思うのです。

たとえば大学時代。

将来、「もっとがんばってたら、もっとテニスが上手くなってたかもしれない」 と思いたくなくて。

そう、後悔したくなくて。

「とことんテニスをやろう」と、 体育会のテニス部に入りました。

あんなに大好きだったテニスを「やりたくない」と思えるぐらい、毎日がんばって練習しました。

大学4年間、たしかに僕は精一杯生きました。

でもそれと引き換えに失ったものも、大きかったように思うのです。

もっと普通にアルバイトしたり、

バイト仲間やサークル仲間と旅行したり、

もっとのんびり、ゆっくりと。

もっと自由に、好きなことをして。

人生を楽しんだら、良かったのかもしれない。

今は、どうしても、そう思えてしまうのです。

もちろんそれは、「無いものねだり」かもしれません。

当時「精一杯生きた」からこそ、今の僕の人生があるわけで。

たとえばテニスサークルに入って、別の人生を送っていたら、「体育会に入って、がんばればよかった」と思ったのかもしれません。

それでも、今は思うのです。

僕は大学時代精一杯生きた結果、「自分らしく生きられなかった」と。

「青春を失った」と。

そう思えてしまうのです。

ひょっとしたら、後悔してるのかもしれません。

大学時代は一つの例で、今までの人生、随分とたくさんのことを犠牲にしてきたように思います。

「精一杯、生きなきゃ」

そう思うことで、無意識でしたが、たくさんの選択肢を捨てて生きてきたように思うのです。

僕は今まで、人生、自由に生きてきたつもりでした。特に残業ゼロに働き方を変えてからは、そう思ってきました。

でも僕は、「精一杯、生きなきゃ」という思考によって選別された選択肢の中で、自由に生きてきただけだったことに気がつきました。

ただ、過去はやり直せないし、別にやり直したいわけではありません。

大切なのは、これからです。

これから先の人生、本当の意味で、自分らしく生きていくことです。

「精一杯生きなければいけない」という考えに縛られることなく、もっと自由に、自分の気持ちのままに、生きていきたい。

たとえ後悔してもいい。

失敗してもいい。

今を大切に、好きに生きていきたい。

そう、願うのです。

僕の人生は、ここからです。

そしてあなたの人生もきっと、ここからです。

お互い自分らしく、幸せに生きていきましょうね。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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