僕は今のインプットが少ない生活にとても満足している。

最近めっきり本を読まなくなった。
というか、今の僕は日常のインプット自体が非常に少なくなっている。
インプットしてるのは、勝間和代さんのメルマガとTwitterやFacebookくらい。
Twitterもフォローしてる人数は20人くらいだし、Facebookも見るフィードを厳選してる。
それでも重要なニュースは目に入ってくるし、日常生活に全く支障はない。
僕は今のインプットが少ない生活にとても満足している。
インプットを減らすことで、自分と向き合う「空白の時間」が増えたことが最大の喜びだ。
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昔の僕は、暇さえあればスマホでインプットしていた。
スマホにはKindleもあるから、いつでも読書することもできた。
しかしそうしてインプットばかりしていると、「空白の時間」がなくなってしまう。
人には空白の時間が必要だ。
ボーッとして、いろんなことを考える時間。
この時間がないと、人はイライラしてストレスがたまってしまう。
昔の僕はこうした時間を気づかずに失っていて、今思えばいつもカリカリしていた気がする。
他にも僕がインプットを減らした理由がある。
それは「インプットすればするほど良い」という常識に疑問を感じるようになったからだ。
僕自身、昔は「インプットすればするほど自分が成長する」と思っていた。
たとえば本を読んで知識を身につければ身につけるほど、成長して成功できると思っていた。
しかし今の僕は、そう思わなくなった。
人生で大切なことは自分をよく知ることであり、それは読書からではなく自分と向き合う内省の時間によって得られるものだと思うようになった。
そう。まさに必要なのは「空白の時間」なのだ。
そう思うようになり、僕は意識してインプットの時間を減らすようになっていった。
もう一つ、インプットを減らした理由がある。
それは、自分なりに知りたかった「真理」がわかったから。
昔から僕は、「どうしたら人は幸せに生きられるのだろう」ということを知りたかった。
その答えを知るために、読書をはじめとしたインプットに励んできた。
そしてようやくここ数年で、自分なりの「答え」を導き出すことができた。
そうして「答え」がわかってしまったら、必然的に「インプットしたい」という熱はなくなっていった。
自分が知りたかったことがわかってしまったのだから、当然だ。
インプットすること自体に興味がなくなってしまった。
興味がないから、インプットしなくなった。
それが僕がインプットをやめたもう一つの理由だ。
誤解してほしくないのが、「インプットがよくない」と単純に捉えないでほしい。
たとえば知りたいことがあるなら、どんどんそのことについて調べてインプットすればいいと思う。
「ただなんとなくインプットする」ことが「よくない」と僕は考えているだけだ。
インプットするなら、目的をもってすること。
「空白の時間」もきちんと確保すること。
それが、ゆとりをもって豊かに生きていくコツだと思うよ。
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。