「独立という言葉はそのうちなくなるのではないか」
最近、僕はそう考えています。なぜなら、サラリーマンをやりながら別の仕事もやるという働き方が、そう遠くない未来で当たり前になると考えているからです。
これは僕自身が今、サラリーマンでありながらライフワークとして執筆活動、セミナー講師の活動等を展開していく中で実感していることです。
サラリーマンを続けてやりたいことを諦めるか、独立してやりたいことをやるか。サラリーマンからすれば二択しかなかった選択肢に、もう一つ選択肢が増えたことになります。
これは政府が「働き方改革」で正社員の副業を後押しするというニュースからも、伺えます。
ただし、「副業」という言葉にも最近の僕は違和感を感じています。
なぜなら僕がやっているサラリーマン以外の活動は、僕にとって「副業」ではないからです。
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「副業」ではなく、ライフワークをやり続けよう
僕にとって本を書くこと、セミナーをやること等の活動は、サラリーマンとしての本業以上に大切なことです。
だからこそ、「副」業とは言いたくないのです。ここにこの言葉の違和感があります。
これらの活動は、僕の人生にとって本業以外何者でもありません。だからこそ、最近の僕はライフワークと呼ぶことにしています。
僕にとって副業とは、サラリーマンとしての本業以外にやりたくない仕事を収入のために行うことなのです。
副業とライフワークの違いは、自分が心からやりたいことをやってるかどうかです。収入の多寡は関係ありません。
あなたにオススメしたいのは、ライフワークです。最初は収入に直結しなくてもいいのです。自分がやりたいことを少しずつ、やっていきましょう。
僕の場合はまず、ブログを毎日書いていきました。その後セミナー講師という経験を積み、本を出版することができました。
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副業禁止の会社なら、無報酬でやっていけばいいのです。僕もはじめは無報酬で様々な活動をやっていきました。
報酬がなくても、ライフワークをやっていると心が豊かに満たされていきます。
ライフワークを続けていけば、きっとあなたも僕と同様、道が開けていくと思います。
会社にいるうちに「課題」の克服に努めよう
サラリーマンでいると、やりたいことはできない。自由がない。だから転職したり、会社をやめようと思っている人は多いのではないでしょうか。
僕自身、昔はそう思っていました。しかし転職したり、会社を辞めたらあなたは果たして自由になれるのでしょうか?
詳しくは自著「気持ちが楽になる働き方」に書いていますが、僕自身は独立しだからと言って必ずしも自由になれるとは今は考えていません。
なぜなら自分を制限しているのは自分だと知っているからです。
サラリーマンである以上、確かに最低限のルールはあります。しかしあなたが不自由に感じている点は、そのルールに抵触するからではないはずです。
例えば僕の場合、まわりに嫌われるのが怖くて、飲み会を断ることができませんでした。早く帰ることができませんでした。やりたくもない仕事をどんどんやっていました。
これはいずれも自分が「NO」と言えばいいだけの話でした。僕自身が課題と向き合う勇気がなかっただけなのです。
サラリーマンであるあなたがもし今の環境で不自由と感じてるなら、それはあなたの問題ではないか。今一度考えてみたほうがいいかもしれません。
そうでないと、独立をしてもクライアントに「NO」と言えず、仕事に縛られてしまうでしょう。お金に縛られるかもしれません。
いずれにせよ自由は手に入らないかもしれないからです。
もし本当に独立するつもりから、まずサラリーマンでいる間にルールの範囲内で自由に働いてみることをオススメします。
辞めるくらいの気概があるなら、大概なんでもできることに気づくのではないでしょうか。
独立する前にまずはライフワークを追求しよう
ライフワークを続けていくと、自分が想像もしないような日々が気づけば出来上がっています。
僕自身も数年前はサラリーマンをやりながらこんなにハッピーな日々が訪れるとは思っていませんでした。
もちろん、100%本業に専念したほうがハッピーかもしれません。そこは否定するつもりはありません。
しかし独立すること=自由=ハッピーという単純な公式は成立しないことは知っておくべきでしょう。
どのように働くのが自分にとってハッピーか。それを模索することこそが、幸せに生きる道だと思います。
こちらのエントリーも参考になると思います。
自著に書いてますが、まさに「成功法則は人それぞれ」なのです。
ということで、会社員でいることにもしあなたが今不満があるなら、今年はライフワークを追求していくことをオススメします。
独立するのは、それからでも遅くはないと思います。
まだモヤモヤするようなら、「気持ちが楽になる働き方」を読んでみてくださいね。素晴らしい書評もたくさんいただいています。
是非本書で今年の素晴らしいスタートを切ってくださいね。
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