あなたは未来から人生を取り戻すために現代にやってきた:今日から一歩行動するためのヒント

「今のあなたは、未来のあなたが人生をやり直すために未来からやってきた姿である」
お正月に実家のリビングで見ていたバラエティ番組で出演者の誰かが手帳に書いていた言葉が、こんな感じでした。
同じ出演者は「ドラえもんなの?」とツッコミを入れて爆笑してましたが、僕の中では、どこかひっかかるところがありました。
ちょっと想像してみてください。
未来のあなたが人生をやり直したくて、神様からチャンスをもらって、未来から現在にやってきた。
そして記憶を消されているので、「人生をやり直している」ということにあなたは気づいていない。
これからあなたはどんな風に行動すれば、人生を取り戻せるでしょう。
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今のまま時が過ぎていったら、どんな人生が待ってるでしょう?
冒頭の言葉で僕がまず想像したのは、今の調子で10年、20年と時が過ぎた場合、僕の人生はどんな人生になるのかということでした。
あなたはどうですか?
10年後、20年後の自分の姿を想像してみてください。
もし「そんな風になるのは嫌だな」と思えたら。それはおなたが未来からやってきた証かもしれません(笑)
未来からやってきたとしても、今日から大きな変化は起こさなくていい
冗談はさておき、「そんな風になるのは嫌だな」と思った場合、どうすればそうならずにすむでしょうか?
未来のあなたはどう行動を変えたくて、現代に戻ってきたのでしょうか?未来のあなたが現代でやり残したことはなんでしょう?
そう考えると、今から自分がどう行動したらいいか。ちょっと想像できませんか?
もちろん、明日から「世界一周するんだ」とか、「会社を起こすんだ」というのは難しいかもしれません。僕も明日からいきなりハワイには住めません。
五年前の僕に、「残業ゼロを明日から実践しろ」と言われても、(やればできるのでしょうが)きっと勇気を出せないと思います。それはしかたありません。
では5年前、10年前の自分にアドバイスするとしたら。それは自分ができる範囲で、少しずつ、やりたいと思ったことをやる。そしてやりたくないと思ったことをやめていく。
「やはりこれしかないのかもしれないなぁ」とあらためて思いました。
これは続けていくと、気づいた時には大きな変化を遂げているからです。ドルコスト平均法ではないですが、時間が味方をしてくれます。
毎日少しずつやっていくと、気づくと大きな変化を起こしているのです。
10年前からこのことに気づいていたら、今頃大富豪になっていたことでしょう(笑)。
10年前の自分へのアドバイスが、そのまま今のあなたへのアドバイスにもなる
過去の自分を振り返ると、昔自分が悩んでいたことなんて大したことがなかったような気もします。あなたは昔の自分にどんなアドバイスをしますか?
きっと「なんとかなるよ。大丈夫だから、やってごらん」というのではないでしょうか。
ということは、現代の僕達がやろうとしていることは未来の僕達から見たら、「なんとかなるよ。大丈夫」なんでしょうね。
そう考えると、少し行動できる気がしませんか?
今年はちょっと勇気を出して行動してみてください。僕も引き続き、このブログでその姿をあなたに届けていきたいと思います。
「なかなか勇気が出せない!」という方は、よかったら僕の本を読んでみてくださいね。少し勇気がでるのではないかと思います。
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。