「人間はみんな同じなんだよ(people are all the same)」
人と自分を比べることに疲れ果てていた僕は、世界トップコーチの一人と言われるアラン(アラン・コーエン)のセッションを受けていた。
当時の僕は、いつも人と自分を比べては、「自分はダメだなぁ」と落ちこんでいた。
FacebookやTwitterをはじめたとしたSNSを見ていると、みんな自分より成功していたり、幸せそうに見える。
ビジネスがうまくいってる(ように見える)人を見ては、「たいしたことないくせに」などと思い、醜い嫉妬の感情に駆られた。
落ちこむのもイヤだったし、黒い感情をもってる自分がイヤになった。
当時の僕は、苦しんでいた。
あれから約2年。
「人間はみんな同じなんだよ」という言葉の意味をようやく理解できた僕は、だいぶ心の平穏を保てるようになった。
もちろん、まだ落ちこむこともある。黒い感情が湧くこともある。
でも、立ち直るのが圧倒的に早くなった。
あの苦しかった時期にアランの話を聞けて本当によかったと感じている。
今日の話は、昔の僕と同じように苦しむ人には、おおいに役立つだろう。
落ちこむことも、嫉妬することもある。でも、今よりずっと早く、心の平穏を取り戻せるようになる。
アランから聞いた話を、僕の経験を交えてお話ししていこう。
さぁ、今日も早速いってみよう!!!
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人が発してるメッセージは、しばしば彼らの内面に起こってることとはちがう
当時アランは僕に、以下のような話をしてくれた。
私は仕事柄、各業界のトップの人達とよく仕事をする。そこで感じるのは、彼らが発してるメッセージは、しばしば彼らの内面に起こってることとは違うということだ。私は彼らを知ってるが、彼らも結婚やセックス、飲酒問題を抱えてる。人はみんな同じなんだよ。
実際に各業界のトップと接していたアランのこの話は、当時の僕に刺さった。
考えてみたら、その通りだ。
僕は、自分自身のことをふりかえることで、この話を理解することができた。
僕はアランの言う「トップの人」ではないかもしれない。
でも、社外でセミナーをはじめとした活動をしていて、受講生のみんなから「すごい」と称賛の声をもらうことがある。
そう言われるのはとても嬉しいことだ。でも、時としてみんなのその評価は、僕の実態からかけ離れている。そう感じることがある。
みんな、「僕に悩みなんてない」と思っているのではないだろうか。
そう感じる時すらある。
僕もみんなと同じように、悩んでる
ここまで書いてきた通り、僕だってみんなと同じだ。
人生に絶望する時だってある。
会社の仕事に充実感を感じられない時は、自分がダメに思える時もある。
転勤する時は「はたして自分は家族を幸せにできてるのだろうか」と不安に思う時もある。
でも、そんなことを毎日わざわざみんなに報告しないだけ。
誤解してほしくないのは、僕はいつもできる限りみんなに誠実に情報発信しようと心がけていることだ。
でも、僕もみんなと同じで。ネガティブなことをすべてオープンに記事に書くことはできない。
だから、どうか安心してほしい。
あなたが「うらやましい」と感じるあの人も、あなたが想像していないことで悩んでいる。
あの人と自分を比べて、落ちこむ必要なんてない。
まとめ
どんなに幸せそうに見える人だって、みんなそれぞれ悩みを抱えてる。
人はわざわざ「自分の人生、うまくいってません」なんて、人に言わないし、見せない。
だから人のことを「うらやましい」と思ったり、人と自分を比較して、「自分はダメだ」と思ったら。
この話を思い出して、「みんな同じなんだ」と考えてみるようにしてほしい。
「自分なんてダメだ」と落ちこむのではなく。
「自分にも、彼らにはない素晴らしさがあるんだ」と。自分を認めてあげるようにしたらどうだろう。
みんなあなたと同じ。
悩みながら一生懸命生きている。
ということで、参考にしてほしい!!!
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