人にイラッとするのは、その人の行為に問題があるのではなくて、自分に問題がある。
このことを理解してから、人にイライラすることがどんどんなくなっていきました。
正確に言うと、自分の「思考」に問題があったんですね。
どうしてそれがわかったかと言うと。
僕が他人の行動を見てイラッとした時に、別の人がそれを見てイラッとしていないことがある。
そのことに気がついたからなんです。
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たとえばAさんの行為を見て僕がイラッとする。でも、同僚のBさんはAさんを見てイラッとしない。
現実的にこうしたことが起こります。
同じ他人の行為を見たにもかかわらず、どうして人によって反応が違うのでしょう。
もしAさんの行為自体に問題があるのであれば、当然Bさんもイラッとするはずですよね。
しかし、実際にBさんはイラっとしていない。
そうすると、Aさんの行為に問題があるのではなく、僕自身に問題があるのではないか?
そう考えるのが自然な気がしてきます。
ここで、具体的な例をあげて考えてみましょう。
たとえば誰かがゴミをポイ捨てするのを見たとします。
僕はそれを見て、イラッとしました。一方、友人の A さんはイラッとしませんでした。
このことからわかるのは、「誰かがゴミをポイ捨てする=人間はイラッとする」わけではないということです。
ここでわかるのは、「誰かがゴミをポイ捨てする=僕がイラッとする」ということです。
ここで大切なのは、なぜ僕だけがポイ捨てを見てイラッとしたか、です。
その理由は、僕が「人はゴミをポイ捨てするべきではない」、「ゴミはきちんとゴミ箱に捨てるべきだ」と考えているからです。
つまり、僕自身がゴミをポイ捨てすることを「禁止」してるんですね。ポイ捨てする「べきではない」と考えているわけです。
そしてその「禁止」したことを、他人が目の前でやったから、僕はイラッとしたということになります。
そうなんです。自分が禁止してることを他人がやると、人はイラッとするということなんです。
これが人が人にイラッとする仕組みなのです。
Aさんがポイ捨てを見てイラッとしない理由は、Aさんがポイ捨て行為を「禁止」してないからなんです。
ポイ捨てを悪いことだと思っていない。問題視していないということです。
もしかしたら、 A さんも普段からポイ捨てしてるのかもしれませんね。
こうした「他人にイラッとする仕組み」を理解できると、人にイラッとしていくことが減っていきます。
他人にイラッとした時に、自分がイラッとした理由(思考)を考えるようにするのです。
「自分は何を禁止してるのだろう」
「自分は何を『するべきではない』と考えているのだろう」
そんなふうに、自分の思考を探求するのです。
そうして自分の思考に気がつくことができれば、イラッとする気持ちはおさまります。
ぜひ今日から、試してみてください。
理解を深めるためにも、ぜひ以下のYouTube動画もご覧ください。
ということで、参考にしてほしい!!!
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