人は妻と言い争う時、決まった「パターン」を繰り返している-妻に怒らなくなる「とっておきの秘密」

人って、怒る時にパターンがある。

たとえば、僕の場合。

妻と言い争いになる時に毎回同じパターンになっていることに気がついた。

僕の場合、妻から責められたように感じると、スイッチが入る。

自分のことがダメな人間に思える。

そんな自分を認めたくなくて、つい感情的になり、言い返してしまうことがわかった。

でも、これが自分のパターンだと気がつくと、妻は「全く悪くない」ことに気がつく。

そう。怒る時って、他人は悪くない。自分が勝手に反応して、怒ってるだけなのだ。

このことに気がつけるようになると、他人と言い争うことも少なくなっていく。

当然、人間関係がよくなる。

今日は僕自身の経験から、どうやって自分の中のパターンに気がつけるようになるのか。

心の仕組みとともに説明していこう。

さぁ、今日も早速いってみよう!!!

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人が怒りを感じる仕組み

人が怒ってしまう時。

それは簡単に言うと、自分の中にあるうしろめたい気持ちを他人から「指摘された」と感じる時だ。

たとえば、自分が太ってることを「恥ずかしい」と思っているとする。

その時に、相手から「食べ過ぎじゃない?」などと言われると(他人から見ると過剰に)怒ってしまったりする。

それは、自分が「恥ずかしい」と思ってること、つまり太ってることを指摘されたと自分が「感じる」からだ。

この「感じる」がポイントだ。

自分が勝手に感じているだけであり、相手が別にあなたのことを「デブ」と言ったり、「太ってるあなたは恥ずかしい」と直接的に言ったわけではない。

ただ、「食べ過ぎじゃない?」と言われただけ。

にもかかわらず、そう言われているように感じてしまう。

これは明らかに自分の感じ方に問題があるわけだ。

なぜなら、自分のことを「太っている」と思っていない人や、デブでいることを恥ずかしいと感じない人が他人から「食べ過ぎじゃない?」と言われても、何も感じないはずだからだ。

こうして自分のパターンを知らないと、他人は悪くないのに、こちらが勝手に攻撃的になり、喧嘩をしかけてしまう。

これでは人はどんどん離れていってしまうだろう。

だからこそ、あなたは自分のパターンを知っておいたほうがいいというわけだ。

「ダメ人間」と言われたように感じた僕

自分のパターンを知るためには、自分が反応した時を冷静にふりかえるのが大切だ。

たとえば、先日僕が反応してしまった話をしよう。

先日家族でレストランに行った際、僕だけが少し先にレストランについた。

レストランにつくと、たいして並んでいないように見えた。

レストランにはよくスムーズに店に入れるように名前を書くボードがあるが、この時はすぐにどこにあるか見つからなかった。

でも、たいして人も並んでいるように見えなかったので、「ま、いいや」と思って名前を書かずにいた。

その後妻が到着し、「(ボードに)名前書いた?」と言われて、僕の中でスイッチが入ってしまった。

そう。反応してしまったのだ。

「家族がすぐに店に入れるようにボードを探す努力をするべきだった」

きっと自分の中でそう感じたのだと思う。

で、それをできなかった自分を恥ずかしく感じた。自分がダメな人間に思えた。

そんな自分を認めたくなかったのだろう。僕は必死に自分を正当化しはじめた。

なんて言い返したのか。正直覚えていない。

でも苦しい言い訳をして、妻から言い返され、僕はプンスカ怒ってしまったのだ。

あなたもおわかりの通り、このケースで妻は全く悪くない。

ただ、ボードに名前を書いたのかどうか、聞いただけだ。

にもかかわらず、うしろめたい気持ちがあると自分が責められたように感じ、こうして人は勝手に怒ってしまう。

このパターンを抜け出すには、自分が自分のことをどう思っているのか。

それを知ることがスタートになる。

たとえば、最初に書いたデブの話では、「デブでいる自分が恥ずかしい」と思っていると、デブ関連の話で反応してしまう。

僕の場合は、自分のことを「他人にきちんと配慮できない自分は恥ずかしい」と思っているのだろう。

だから「(ボードに)名前書いた?」と言われただけで、「他人に配慮できない人間=ダメ人間」と自分が言われたように感じたということになる。

自分が自分のことをどう感じているか、知るヒント。

それはここまで書いてきたように、怒りを感じた時に「自分がどう感じるか」を深掘りすることにある。

まとめ

怒りを感じた時、実は大抵のケースは他人は悪くない。

あなたが勝手に反応していることがほとんどなのだ。

自分自身が「恥ずかしい」と感じていること。それを指摘されたように感じた時、あなたはそれを必死に隠そうと、怒りを感じてしまう。

自分が怒りを感じるパターンを知ること。

そうすると、同じ出来事が起きても、「あ、自分のパターンだ」と冷静に対処できるようになる。

妻と喧嘩もなくなり、家庭円満になるというわけだ。

ということで、参考にしてほしい!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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