刺激に依存したストレスフルな毎日より、心が平穏な毎日のほうが大切

食事会に行ったり、セミナーに行ったり、麻雀をやったり、マッサージに行ったりと、こうした「刺激」はとても楽しい。
ここでいう「刺激」は、ホルモンで言うなら、ドーパミンが出るときのイメージだ。人によっては、タバコ、酒、麻薬も刺激となるだろう。
でも、刺激ばかりの毎日は疲れる。また、刺激はストレスを簡単に発散できてしまうので、気をつけないと刺激ばかりを求めるようになってしまう。
そうすると、ストレスを溜めることに無頓着になり、そのストレスを発散するために「刺激」で散財するようになる。そしてまたストレスを溜めて、刺激で散財する。このループにハマっていってしまう。
「給料は慰謝料」といわんばかりに会社員が毎日のように仕事帰りに飲みに行ってしまうケースは、まさにこのパターンだ。
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このループの問題点は、心の平穏がなくなってしまうことにある。
頭の中が刺激のことでいっぱいになり、心が穏やかになることが減っていく感覚がある。気がつくと、ストレスフルで、疲れる毎日を過ごすことになる。
そうした経験を経て、僕は人生で最も大切なのは、日常の心の平穏だということにあらためて気がついた。
家族と過ごす時間。一人で過ごす時間。プールで泳ぐ時間。ブログを書く時間。
こうした時間も、実は刺激と同じくらい満足度があるのだ。にもかかわらず、刺激に慣れてしまった脳は、つい刺激を求め、依存するようになってしまう。
そう言う意味では、刺激とは上手に付き合わないといけない。最近、特にそう思うようになった。
刺激はワクワクするから、一見悪いことではなく,むしろ良いことのように感じることもあるだろう。
でも、結果的に毎日をストレスフルにすごしているなら、それはある種の「刺激中毒」に陥っていると捉えていい。
もし自分が刺激中毒になっていると自覚があるなら、軌道修正をしたほうがいい。最近の僕はそう考えている。
刺激を「ゼロ」にする必要とない。それは不可能だ。ただ、バランスが大切になると思っている。
そのバランスのバロメーターとなるのが、実は日常で心の平穏が保たれているかどうかになる。もっと簡単にいえば、日常を穏やかに過ごせているか。ストレスフルな毎日を過ごしていないかどうかだ。
平穏な日常の中で、たまに刺激がある。それくらいのバランスがちょうどいい。そのバランスは人それぞれだから、その答えは自分で見つけるしかない。
日常のベースを、穏やかにする。
これが幸せに豊かに生きるコツだと僕は思う。
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。