やぁ、みんな!
僕の友人の寺澤伸洋(通称「てらっち」)が「電子書籍で月収60万円稼ぎFIREした僕の出版戦略講座: これからはKindle出版で副業する時代!サラリーマンでも簡単に始められる!在宅でスキマ時間に自由に執筆できる!リスクゼロ!印税収入で不労所得を稼ぐ!」という本を出した(タイトル長いなw)。
もし君が「いつか本を出してみたい」と思ってるなら、この本は絶対読んだ方がいい。
てらっちも書いてるが、今は誰でも本が出せる時代になった。
昔なら、本を出す方法は「紙の本を商業出版する」という限られた選択肢しかなかった。
しかし今なら、本書に書かれているように、KDPで誰でも本を出すことができる。
本の文字数は極端に言えば何文字でもよく(紙の本を出版するなら10万字書かなければいけないとも言われている)、本の価格も自分で自由に決められる。
もし「本を書きたい」と思ってるなら、「もうこれは書くしかない」としか言えない時代を我々は迎えているというわけだ。
なんということだ。
広告
それでも。この本を読んで実際に本を書きあげる人は1割にも満たないだろう。
てらっちの本では、どうしたら売れる電子書籍を作ることができるのか、そしてありがたいことにアマゾンに出品するまでの具体的な手順(操作方法)まで書いてくれている。
この本を読めば、電子書籍で本を出すために必要な知識は全て得ることができるだろう。
それでも、僕は思うのだ。
実際にこの本を読んで電子書籍を実際に出そうと思う人、いや正確にいえば、電子書籍を書きあげることができる人はおそらく1割にも満たないだろう。
なぜか?
それは多くの人が、「完璧主義」の壁を越えることができないからだ。
立ちはだかる「完璧主義」の壁
今僕自身も2冊目の本の原稿を書いているが、本を書く時の一番の抵抗は、完璧なものを作ろうとしてしまう点にある。
どうせ本として世に出すなら、「完璧なもの」を仕上げたい。
この本を出す者として当然抱く欲求が、僕達の原稿を進めるという作業を妨害するのだ。
これは本を実際に書きはじめてみればわかる。
君は次第に自分の頭の中に浮かぶベストセラーにでもなりそうな「優れたアイデア」が目の前の文章として形にあらわれないことに失望し、やがて本の執筆をあきらめてしまうことになるだろう。
多くの人はそうして完璧な本を仕上げることを目標として、その目標を達成することができないと感じ挫折してしまうのだ。
本を仕上げる最大秘訣は「そこそこ」を目指すこと
どんなに完璧な本のアイデアも、実際に本として世に出さなければ当たり前だが誰にも読まれることはない。無価値だ。
それなら、「そこそこ」の仕上がりでもいい。一旦世に出した方がいい。
そう。不完全でもいい。世に出すことに本の価値はあるのだ。
世界的なベストセラー作家であり、「食べて、祈って、恋をして」のエリザベス・ギルバートは著書『BIG MAGIC 「夢中になる」ことからはじめよう。 』で以下のように語った。
●私が最初の小説を最後まで書き終えることができた理由はただひとつ。とんでもなく半端な仕上がりでもいいと決めていたからです。
●私は今ここであなたの横に座り、自分の書いた本の1冊1冊、1ページ1ページを検討しながら、うまく書けていない部分を一つ一つ指摘することができます(中略)訂正したり、変更したり、改善したりして、もっとこだわればよかったのにあきらめてしまった箇所は全部覚えています。
●次の作品もまた、いつの日か、そこそこよい出来で発表されるでしょう。これが私のいつものやり方です。
エリザベス・ギルバートの母はこう言った。
「うまくできていなくても、最後までやったほうがまし」
そう。本を書きあげるたった一つの秘訣。それは、たとえ「そこそこ」でも、本を書きあげてしまうことなのだ。
てらっちもこのことについて、「完璧主義を捨てろ」と書いている。
とにかくその本を世に出そう!どんな本が売れるかなんて、誰もわからないのだから
方法論も大切だが、個人的にはこの部分(完璧主義を捨てること)を熟読してもらい、君には本の執筆に取り組んでほしい。
てらっち自身も最初の電子書籍をKDPで出した時、その本がベストセラーになるかなんてわからなかった。
そう。どんな本が売れるかなんて、誰にもわからないのだ。
だからこそ僕達がやるべきことは、たとえ「そこそこ」の出来であろうと、世の中に本を出し続けること。
これだけなんじゃないないかな?
そうすればいつかベストセラーが出せるかもしれない。
少なくとも、僕はそう信じている。
最高のPodcast「現役会社員が教える『一生時間に困らない生き方』」をチェックしよう!
エピソードはApple Podcast、Spotifyのいずれでも聴ける。
-
-
- Apple Podcastで聴きたい方はこちらから
- Spotifyで聴きたい方はこちらから
-
楽しんで!!!
今日も最後まで読んでくれてありがとう!ぜひ君の感想を聞かせてほしい!
この記事の感想、フィードバックがあったらぜひ教えてほしい。
それが僕のブログを書き続ける、励みになる(ようするに、励ましてほしいんだ。察してほしい)。
「次はこんなテーマで書いてほしい」というリクエストも、いつでも大歓迎だ。
感想やリクエストは、僕が見つけられるように、Twitterで@dream4luckと入れて、ツイートの終わりに「#いつでもスタオバ」といれてほしい。
返事は必ずしもできないかもしれないが(できるだけするつもりだ)、全てのメッセージに目を通すようにはしている。
君からのメッセージを楽しみにしている。
それではみんな、Have a nice day!!!