習慣化のカギは実行する前にそれを「心地いい」と感じる工夫をすること

僕の最近の就寝前の夜のルーティンはウォーキングと日次レビューです。

ウォーキングは単純に1時間くらい、リラックスしながらぼーっと歩くだけ。

日次レビューは、「今日感じたことは?」など、いくつかの質問を自分に用意し、それに答えていくものです。所要時間はおおよそ5分です。

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実行する順番が違うだけで、先送りする衝動に駆られる

両方とも楽しい時間だからこそルーティンにしているわけですが、寝る直前になるとその様子は少し違ってきます。

僕の場合、夜寝る直前に何か思考したりするのが好きでないようなのです。

普段は日次レビューをやり、その後ウォーキングに出かけ、帰ってきてシャワーを浴びて就寝。このスタイルがとてもしっくりきています。夜もよく寝られるのです。

しかし昨日はうっかりしていて、順番が逆になってしまいました。ウォーキングの途中でそのことに気づいたのですが、日次レビューを先送りしてしまいたい衝動に駆られました。

僕の中でウォーキングからシャワーを浴びて就寝するという流れが、スポーツをやった後のクーリングダウンのように、気持ちよく眠るための良いリズムのようなのです。

夜寝る前にスマホやPCをみたり、脳を興奮させてしまうと寝付きが悪くなるというのは公然の事実です。

日次レビューをやろうとすると、5分といえどもPCを見て、色々と考えなければなりません。それが寝る直前になると、楽しいはずの作業でもとってもおっくうに感じるのです。

習慣化するには自分が「心地よく」それをできる工夫をする

何が言いたかったかというと、やはり行動を習慣化するには、その行動を「いつやるか」が大切になるということです。

行動を習慣化するには、できるだけ流れるようにスムーズにその行動に入っていけるよう、工夫するのがコツです。

自分が心地よく感じる順番、時間帯を意識してみてください。その行動をやろうとする時に心地よくないなら、それはタイミングが悪いか、そもそも義務感でやっていることのいずれかと考えられます。

それだけでも、今まで習慣化できなかったことが明日からできるようになってしまうかもしれません。

今日からあなたにできること

習慣化したい行動は心地よく入っていけるタイミングや時間帯を考えてみよう。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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