Kindle Unlimtedを利用するか否かは自分の時間との兼ね合いで決まる

ついに「Kindle Unlimited」が始まりました。
月額料金を支払えば本が読み放題ということで、読書好きの僕としては待ちに待っていたサービスでした。
しかし早速昨日登録をして、ラインナップを見ていた時にふと「これは自分には向いていないかもしれない」と思ってしまったのです。
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果たして「読み放題」する時間が今の自分にあるのかという問題
ラインナップ自体は悪くはないと思うのです。
僕は主にビジネス書を中心に読みますが、以前読んだデイル・ドーテン氏著の「仕事は楽しいかね」や近藤麻里恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」などもあります。
しかしラインナップをザッと見て感じたことは、自分の中で「読んでもいい本」しかなかったということです。
そこで僕が感じたことは「これらの本を読んでいる時間ははたして僕にあるのだろうか」ということでした。
読み放題というのは確かに魅力的です。時間が無限にあれば、それこそ本当に最高のサービスでしょう。
しかし残念ながら僕達の時間は有限なのです。
僕には今回のラインナップ以外に「読みたい本」がたくさんあるのです。当然「積ん読」になっている本もたくさんあります。
Kindle Unlimitedを利用することは僕にとっては今の現状に「読んでもいい本」を読む時間をねじ込むことになります。
何かをする時間を増やすということは、何かをする時間を減らさなければならないわけです。睡眠時間を削るわけにはいきませんし、最高に心地いいウォーキングの時間も削れないわけです。
そうすると必然的に「Kindle Unlimtedは今の僕には必要ない」という結論に至るわけです。
利用するか否かの判断基準は「時間」
そういう意味では「時間」はこのサービスを利用するか否かの一つの判断基準になりそうです。
つまるところ自分の持ち時間をどのように使うかの問題となるからです。自分の持ち時間の中で、どの時間が本当に大切なのか。
優先順位付けを行うことで、本当にKindle Unlimitedの本を読む時間があるのか。自問自答する必要があるのではないでしょうか。
なぜなら僕の好きなコミックが読み放題になった瞬間にこの話は全然違う展開となるからです。その時に僕を止める障害は何もなくなるでしょう。
とりあえず「カイジ」が全巻読み放題でなくて本当によかったと、昨日は複雑な感情を味わいました。
今日からあなたにできること
Kindle Unlimitedの本を読む時間が自分に果たしてあるのか。自問自答してみよう。
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。