人生に疲れきった時に、試す価値のあること-自分を励まし、勇気づけるシンプルな習慣

やぁ、みんな!

最近好きな作家がいて、メル・ロビンズって言うんだ。

日本ではあまり知られてないかもしれないけど、日本に翻訳されている「5秒ルール-直感的に行動するためのシンプルな法則」は全米100万部のベストセラーになった。トークショーのTEDでも登壇してる人気講演家だ。

彼女の本はこちら。

彼女のTEDトークはこちら(クレイジーにおもしろいから、ぜひ見てみてほしい)。

そんな彼女のYouTubeを見ていたら、「鏡の自分に向かってハイファイブ(ハイタッチ)しよう!」って言うんだ。

ジョークじゃない。彼女は本気だ。

何を隠そう、彼女の最新刊「The High 5Habit」のテーマがこれだからだ。

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たかがハイタッチにはたしてどんな意味があるのか

僕も最初は同じ気持ちになった。一緒に考えてみよう。

君は他人とハイタッチした時、どんな気分になるだろう?

(他人に)受け入れられているように感じるかもしれない。

認められているように感じるかもしれない。

あるいは、励ましてもらえたように感じるかもしれない。

感じ方は人それぞれなんだろうけど、共通して言えることはボジティブな感情を感じるってことなんじゃないかな。

そう。

簡単にいうと、自分にハイファイブすることで、他人とハイファイブしてるような気分になれる

メル・ロビンズはそう言ってるんだ。

ハイファイブの裏に隠されたメッセージ

鏡の自分に向かってハイタッチするなんて、「バカげてる」と君は思うかもしれない。

でも、これは実に理に叶っているんだ。

メル・ロビンズによると、脳の専門家もその効果を認めている。

人間は(特に欧米の人は)ハイファイブを視覚的に見ることで、無意識に先程のようなポジティブな感情を思い出す。

また、自ら腕を上げて誰かにハイファイブをする時に、ネガティヴな気持ちになる人はまずいない。

つまり、(たとえその相手が自分でも)自分にハイファイブをすることで、同じく無意識にポジティブな感情を思い出すというわけだ。

そして、ここからが今日の本題。

このハイファイブの話で大切なのは、ハイファイブという行為じゃない。

毎日がんばってる自分にエールを送ろうってことなんだ。

僕(私)達、けっこうがんばってるよな?

正直、僕も君も。毎日けっこうがんばって生きてると思うんだ。

でも、僕達はそんな自分に。ハイファイブ、つまり、そんな自分を「がんばってるね」「よくやってるよ」と認めてあげたりする習慣がない。

「今日もがんばってね!」と応援する習慣もない。

むしろ、「もっとがんばれ」「まだまだ不十分だ」と自分に厳しくあたってしまうことが多いんじゃないかな。

みんな同じ

そうやって自分に厳しくあたってしまう人は、君だけじゃない。

日本人だけでなく、欧米のほとんどの人達でさえ、そうなんだ。

何を隠そう、メル・ロビンズ本人でさえ、そうだったんだ。

彼女がなぜ、このハイファイブの習慣を思いついたと思う?

それは、彼女にとってこの習慣が必要だったからさ!

彼女はコロナでたくさんの仕事を失い、「破産するかもしれない」という絶望的な心境に陥った。

朝起きて、鏡に映った疲れきった自分の姿を見た。

その時、鏡に映った彼女(自分)には、ハイファイブが必要だと感じた。

だから、「鏡の自分に向かってハイファイブをした」と彼女は言う。

ハイファイブの習慣は、そんな絶望的な心境から生まれたんだ。

試しにやってみたらどうだい?

今の僕は、ハイファイブまでしなくても、自分を励ます習慣がある(でも一応言っとくと、実際にハイファイブは試してみた)。

でも君は、まだそんな習慣がないんじゃないかな?

だとしたら、試しに自分にハイファイブしてみるといい。

メル・ロビンズ曰く、「まず5日連続でやってみよう」とのことだ。

失うものも特になさそうだ。だったらやってみたらいいんじゃないかな?

5日後、「意味がない」と感じるかもしれない。

でも、もしかしたらブレイクスルーが訪れるかもしれない。

試してみる価値は、あるんじゃないかな?

ということで、いつものお願い

この記事の感想、フィードバックがあったらぜひ教えてほしい。

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感想やリクエストは、僕が見つけられるように、Twitterで@dream4luckと入れて、ツイートの終わりに「#いつでもスタオバ」といれてほしい。

返事は必ずしもできないかもしれないが(できるだけするつもりだ)、全てのメッセージに目を通すようにはしている。

君からのメッセージを楽しみにしている。

それではみんな、今日も素敵な1日を!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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