ブログを書き続けるモチベーションを維持する秘訣は、ブログの価値と自分の価値を切り分けて考えること

ブログを書き続けるという行為は、時に孤独な作業で、読者がいない中でやり続けるのは難しいと感じることもあるかもしれない。

僕はブログをほぼ毎日書き続けて7年になるが、たしかに心が折れそうになる時はある。

毎日書いているブログが自分が思ったように読まれないと、「自分のやっていることには価値なんてないんじゃないのか」「自分には価値がないんじゃないのか」「こんなことやっていても、意味がないんじゃないか」と考えてしまうこともある。

多くの人がブログを書くことをやめてしまうのは、こうした自分の中の声と向き合うのがイヤだからだと思う。

そんな中、どうやったらブログを書き続けるモチベーションを維持することができるのか。

僕の経験では、以下の二つが大切だと考えている。

  • 「自分の価値」と「記事の価値」を切り離すこと
  • ブログを書くことを、成功までの「プロセス」と捉えること

順に説明していこう。

今日も早速いってみよう!!!

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「自分の価値」と「記事の価値」を切り離す

多くの人が「ブログが読まれない」と感じると心が折れてしまうのは、一生懸命書いているのにブログが読まれないと「自分には価値がない」と感じてしまうからだと思う。

誰でも、「自分には価値がない」と感じたくない。

だから多くの人は思うような結果がでないと、そう思いたくなくてブログを書くことをやめてしまうのだと思う。

でもこれは、「ブログの記事に価値がない」だけであって、その人自身に価値がないわけではない。

価値のあるブログ記事を書くのはむずかしいのだ。

なぜなら、読者が価値を感じる記事(情報)というのは、世の中に出してみないと(つまり、ブログ記事を書き上げないと)わからないからだ。

人気ブロガーは、読まれる記事を「見つけた」人

これは、売れる商品を見つけることと本質的には同じだ。

商品を売ろうとする人は、当然その商品が「売れる」と思うからそれを市場に出すわけだが、商品が売れるかどうかは、当然市場に出してみないとわからない。

ブログも商品と同じで、読み手に価値のある記事を見つけて書くということは、むずかしいのだ。

人気ブログのオーナーは、この「読み手に価値のある記事」を見つけられたから、読まれる記事を「書けるようになった」人達だと言える。

「読み手に価値のある記事」を見つけられるかどうかは、宝くじのように運次第ではある。

でも、宝くじはたくさん買えば当たりやすくなるように。

たくさん記事を書くことで、「当たり(読み手に価値のある記事を書けること)」を引きやすくすることはできる。

だからこそ、読まれるブログを作り上げたいなら。

あきらめずに「当たり(読み手に価値のある記事を書けること)」を見つけるまで書き続ける姿勢が大切になる。

記事が読まれなくても、「また一歩、成功(当たり)に近づいた」と考える

エジソンは、「真の成功基準とは、24時間に詰め込める実験の数だ」と言った。

大切なことは、とにかくたくさん記事書いてみて、「当たり」を見つけようとすることだと思う。

一つ記事を書いて、当たらなければ、「また一歩、成功(当たり)に近づいた」と思うようにする。

僕自身、そう捉えられるようになってからブログを続けることが苦ではなくなってきた。

書いた記事がたくさんの人に読まれるのはやっぱり嬉しい。

でも、大切なことは読み手が求めている「当たり」の金脈を見つけることだ。

金脈を見つけることができれば、読まれる記事をどんどん書けるようになる。

まとめ

ブログが読まれないと感じると、「自分には価値がないんじゃないか」と感じて、続けるモチベーションを維持するのはむずかしい。

大切なことはまずブログの価値と自分の価値を切り分けること。

そして、読まれるブログを作るために、読み手にとって価値のある記事(当たり)を見つけるまで、書き続けようという姿勢を持つことだ。

目の前の結果に一喜一憂することなく、「当たり」を引くプロセスと捉え、ブログを淡々と日々続けていくこと。

そうした姿勢を持ち続けることが、ブログを書き続けていくうえで大切なことだと思う。

興味がある方は、以下のオンラインイベントに参加してほしい。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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