メールチェックの頻度は一日2回でいい

メールチェックは、1日2回で十分です。

たとえば、10時と15時に2回。15分ずつ。そんな感じで、チェックする時刻と時間を決めてしまいます。

メールチェックをしないほうがいい理由はいくつかありますが、一つは目の前の仕事の阻害要因になるからです。

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特にメールボックスを常に開いている人がいますが、メールが来るたびにチェックしていたら、目の前の仕事に集中することができません。結果的に、生産性が落ちます。

また、メールを見て、「あ、あのプロジェクトの進捗どうなってるんだっけ」と不安になれば、今目の前の作業を中断しないと集中できなくなったりもします。

メールチェックは、こうして仕事の割り込みと同種の、阻害要因と捉えるべきなのです。

「1日2回では、緊急の連絡が来た時にどーするの?」という話をよく聞きます。

本当に緊急なら、電話なり、その人が会いに来たりするので大丈夫です。僕はこのスタイルで10年以上仕事をやっていますが、問題になったことは一度もありません。

メールは本来、緊急性が低い情報伝達ツールなのです。メールを確認することが遅くなったことで、もし怒られるようなことがあったとしたら、ビジネスの常識をわかっていないのはその人です。

ということで、残業をしたくないなら、とにかくメールチェックを最小限に止めることです。

早速今日から試してみてください。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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