会社員が仕事をするうえで、自分が取り組む仕事を「選ぶ」という姿勢は大切だと思う。
「え、会社員って上司から与えられた仕事をやるものだから、選ぶって発想なんてないんじゃないの」と思う人もいるかもしれない。
でも実は、そんなことはない。
仕事がデキる人は、「仕事を選ぶ」ことを当たり前のようにやっている。
彼らは自分が「やりたくない」と思う仕事、苦手な仕事、成果が見込まれない仕事を「いかにやらずにすませるか」。常に考えている。
そうした仕事を上司から指示された場合はその仕事を断ったり、他の人に仕事をやってもらえないか交渉する。
それでも自分がやらなければならないような場合は、たとえば手を抜いたりして、いかに短い時間でその仕事を終わらせるかを考える。
そうしてまず、時間を作り出す。
その上で、彼らは自分が「やりたい」と思う仕事、成果が出ると見込まれる仕事に積極的に手を出していく。
だからこそ、彼らは短い時間でより多くの成果を出すことができる。
これが「仕事を選ぶ」働き方だ。
そしてこれからの時代を生き抜くためには、この「仕事を選ぶ」というスキルは必須だと言っても過言ではない。
コロナ以降、経済も悪化し競争は激化している。会社では人はどんどん減らされ、仕事はどんどん増えていくだろう。
そんな中、自分がやるべき仕事をきちんと選び、きっちり成果を出すことができなければ。
僕達は「とにかくひたすら働く」という選択肢しか持てなくなってしまう。
そんな状態では、人生を楽しむことはできないのは明らかだ。
仕事は、あくまで人生の一部であり、僕達は仕事のために生きているわけではない。
人生を楽しむためには、働く時間を減らし、しっかりお金を稼ぐことが重要だ。
今日はそのための必須のスキル、「仕事を選ぶ」を身につける方法を説明していこう。
さぁ、今日も早速いってみよう!!!
広告
まず、「減らす」ことからはじめる
最初のステップは、まず「減らす」ことからはじめることだ。
減らす仕事は、以下の基準に該当するものだ。
- その仕事を取り組むことにストレスを感じる。「やりたくない」と感じる
- その仕事をやっていて「つまらない」と感じる
- その仕事が苦手
仕事に取り組む時にその仕事に対してどんな感情が湧くか。意識してみよう。
その上で、「やりたくない」「つまらない」「苦手」といった、ネガティブな気持ちになる仕事に対しては、以下のいずれかの行動を選択する。
- 断る
- 他の人にやってもらえないか、上司に交渉する
- どうしても自分でやらないといけない場合には、手を抜いたりして、その仕事にかける時間を減らすことを心がける
地道にこれを続けていけば、あなたの仕事は劇的に減っていくだろう。
そうして時間を創出したら(減らしながらの同時並行でもいい)、次は仕事を自ら掴みに行く時だ。
以下の基準に該当する仕事は、積極的に取り組んでいくようにする。
- 自分が好きな仕事。「やりたい」と思う仕事
- 自分が得意な仕事で、かつ、成果が見込まれる仕事
なぜあなたがこれらの仕事に取り組むべきか。
説明していこう。
働く時間を充実させてくれる「やりたい仕事」
自分が好きな仕事、「やりたい」と思う仕事は僕達の働く時間を充実させてくれる。
こうした仕事は成果を度外視してでも取り組むべき仕事と言っていい。
そして自分が好きな仕事や「やりたい」と思う仕事はたいてい成果に結びつく。
だから安心して取り組んでいってほしい。
どんどんやるべき、「得意かつ成果があがる仕事」
自分が得意な仕事で、かつ、成果が見込まれる仕事。
こうした仕事に取り組むべきなのは、あらためて言うまでもないだろう。
自分が得意な仕事で成果が見込まれる仕事に使う時間を増やせば増やすほど、効率よく仕事の成果を上げることができる。
どんどんやろう。
まとめ
会社員でいると、「与えられた仕事はやらなければいけない」と思いがちで、「仕事を選ぶ」という発想は持ちにくいかもしれない。
しかしここまで書いてきたように。
「仕事を選ぶ」という選択肢を持っていないと、これからの時代、豊かに働くことはどんどんむずかしくなっていく。
仕事を選ぶ方法は簡単で、簡単にいえばやりたくない仕事、苦手な仕事を減らし、やりたい仕事、得意な仕事を増やしていくことだ。
そうすることで仕事の生産性を劇的にあげることができ、短い時間でより多くの成果があがる働き方を築くことができる。
今のうちから「仕事を選ぶ」を習慣化し、ぜひこれからの時代をサバイブしてほしい。
参考記事
仕事を断る具体的な方法を知りたい君は、以下の記事を参考にしてほしい。
お知らせ
個別セッション(対面、オンラインいずれでも可)、やってます!
興味ある方は、こちらから詳細ご確認ください!