前回の記事ではタスクの見積時間を設定する時は多少余裕を持つことが大切という話を書きました。
たとえば、「このタスクは30分くらいかかるな」と思ったら、見積時間は「40分」に設定する。
人は大抵楽観的にタスクの見積時間を考えています。
その結果、ギチギチでタスリストを組んでしまい、結果的に予定通り仕事が全く終わらない。
「今日も予定通り仕事ができなかった、、」と落ちこんでしまいがちです。
しかしそれは、あなたに問題があるのではなく、単純に無理な計画を立てていることが問題なのです。
ひとつひとつのタスクに多少余裕をもたせれば、より現実的なタスクリストを作ることができ、予定通り仕事を進めていけるようになる。
前回の記事ではそんな話を書きました。その記事はこちらです。
「30分くらいかかるかな」と思ったタスクは見積時間を40分に設定すると仕事はうまく回っていく–時間から自由になる生き方を見つける方法
今日はタスクの見積時間を設定する時のもう一つのコツをお伝えします。
それは、20分以上のタスクを作らないことです。
これを徹底していくと、予定通り仕事を進めていくことができるようになります。
どうして20分以上のタスクを作らないと仕事が予定通り進んでいくのか。
今日はその秘密について書いていきましょう。
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結論から言うと、20分までの時間が一番タスクとして手がつけやすいからです。
たとえばあるタスクに今から「60分とりかかろう」とすると、「ウッ」と一瞬怯んでしまいます。
僕自身も経験がありますが、「あとでやろうかな」とタスクを先送りしてしまうこともめずらしくないのではないでしょうか。
たとえばある仕事に60分使うなら、20分×3回にタスクを分割して取り組むのです。
60分だと「ウッ」となってしまっても、20分なら「これならやれそう」と感じて手がスムーズに伸びるはずです。
これが予定通り仕事を進めていくコツです。
理想は、タスクリストのタスクの見積時間が全て20分以内に収まっている状態です。
毎日たくさんの種類の仕事をちょこちょこと進めていくイメージです。
僕自身はこの手法を「20分仕事術」と呼んでいます。
「20分仕事術」を食事にたとえるなら、ホテルやレストランである「ビュッフェ形式」です。
「ビュッフェ形式」で食事をする場合、いろんな種類の食事があります。
多くの人がいろんな種類の食事を皿にちょこちょことって楽しむと思います。
仕事も「ビュッフェ形式」で進めるとうまくいくのです。
「20分仕事術」は長時間かかる仕事にも当然有効です。
たとえば20時間かかる仕事に取り組むとしても、毎日20分ずつ取り組んでいきます(もちろん、毎日30分でもOKです)。
そうすることで、確実に仕事を進めていくことができます。
もう一つ、「20分仕事術」には「リスクヘッジ」という点で大きなメリットがあります。
突発的なトラブルにあっても、確実に仕事を進めていけるのです。
このことについては、明日以降また書いていきましょう。
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