タスクに没頭する技術

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何かを始める、習慣化するためには心理的ハードルを下げるのが第一歩と僕は以前から記事に書いている。
参考記事はこちら↓
タスク管理をどうやって習慣化させるか | dream4luckのいつでも 「スタオバ」!!!
目の前のヘビーなタスクを先送りせずに処理する方法 | dream4luckのいつでも 「スタオバ」!!!

行動を促すのに心理的ハードルを下げる必要があるということは、何か作業やタスクに没頭したければ心理的ハードルを上げれば良いということになる。

ここにタスクに没頭する技術がある。紹介しよう。

まずは環境を整える

仕事をしていたらこち亀を読みたい衝動に駆られ思わず手を伸ばしてしまった。そんな経験がある人もいるだろう。ではどうするのか。

こち亀がない喫茶店などで勉強するのもよし、家にあるこち亀コレクションを捨てるという手もある。

ようするに自分の行動(=漫画に手を伸ばす)を予測し、一つ障害(家に帰らなければこち亀が読めない、またはわざわざ本屋に買いにいかないと読めない)を用意しておく。

そうすれば、そのひと手間により冷静に「こんなことしてる場合じゃなかった、仕事しよ」となるわけだ。ちなみに間違っても漫画喫茶にはいかないこと。

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インターネットの世界から離れる

LINEが気になる、Facebookを見てしまう。この問題も没頭するのを妨げる要因だ。これも対方法は同じだ。

一時的にインターネットの接続をオフにする。これだけだが、びっくりするくらい効果がある。

インターネット接続をオンにするというひと手間があるだけでもFacebookを見にいって脱線するリスクを大きく減らすことができる。

ちなみにタスクではないが、僕は寝るときにもインターネットを切断している。思いっきり集中して寝たいからだ。着信やメッセージなどで起きてしまうのを避ける趣旨だ。

まとめ

僕はタスク等に没頭したい時は近所のマクドナルドへ良くいく。ここでは他に誘惑がないので、ひたすら作業をすることができる。

自分の脱線傾向を把握し、その行動を一歩踏みとどまらせる環境を整えよう。作業に没頭できるようになり生産性が大きく上がる。受験生が喫茶店や図書館で勉強する理由と一緒なのである。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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