ときめくものを選び、ときめかないものは捨てる。
一世を風靡した、近藤麻理恵(こんまり)さんの「人生がときめく片づけの魔法」。
その魔法は、人生にも通じる。
まさに、やることを減らす手法なのだ。
僕自身、仕事もプライベートも。
「ときめく」を軸に考えるようになってから、人生が変わった。
仕事は長時間労働から残業ゼロに。
プライベートも、余裕をもって。やりたいことだけを楽しんでいる。
僕が心がけたことは一つだけ。
「自分の気持ちがときめくことだけをするようにする」。
これだけだった。
やることが多すぎて時間が足りないと感じるのは、実は不安から行動してるからだ。
不安だから、無意識に本来やらなくていいことまで手をつけてしまう。
不安で行動する習慣を絶たない限り、いつまでたってもあなたは「時間がない」ままだ。
今日は僕の経験も紹介しながら、やることを減らす具体的な方法を紹介していこう。
さぁ、今日も早速いってみよう!!!
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ときめくものを残し、ときめかないものは捨てる
「ときめく」と言えば、近藤麻理恵(こんまり)の「人生がときめく片づけの魔法」だ。
言うまでもなく、あのメソッドは、大変素晴らしい。
片づけたいものを一箇所に集め、「ときめく」ものだけを残す。
「ときめかない」ものは捨てるという、極めてシンプルな手法。
この手法、実は仕事やプライベートでも使える。
仕事やプライベートでも、ときめくものだけを残し、ときめかないものは捨てればいいのだ。
試しに、やらなければいけないことを。全部、紙に書き出してみよう。
そのうえで、ときめくもの、ワクワクするもの、楽しいと感じるものを、残す。
それ以外はやめるという、選択をする。
書き出す時間もエネルギーもないって?
それなら、「今からやろうとすることに、自分はときめいているだろうか?」と確認する癖をつけよう。
この癖が、あなたを救うことになる。
その理由を説明しよう。
不安から行動してもよいことはない
僕自身もそうだったが、やることが多すぎる時は不安で行動していることが多い。
そのこと自体をやりたいからやっているのではなく、不安だからと、とにかく行動している状態だ。
たとえば、不安だからと、必要もない資格試験の勉強をはじめたりする。
行動すること自体はいいことだ。しかし問題は、不安で行動すると、身にならないことが多いことだ。
僕自身もふりかえれば、不安から資格試験の勉強をしていた時期もあった。
TOEIC935点を取得した後、なぜか英検1級を取得するために勉強した。
なんのために?「1級をとっておいたほうがいい」となんとなく思ったからだ。
結局1級は何度か挑戦したものの、最終的には取得は断念した。
時を戻せるなら、勉強に費やした時間と労力を取り戻したい。
この経験が、「不安から行動してもよいことはない」と僕に教えてくれたと思っている。
生産性高く働く秘訣
仕事でも、原則は同じだ。
「やっておいたほうがいいからという理由で、やりたくもない仕事をやっていたりしないか。
自慢じゃないが、昔の僕はどんどんやってた。
立場上、「率先して人より仕事をやるべきだ」と、勝手に思っていたからだ。
そして、まわりが率先して自ら仕事をやらないことに不満を感じてた。
しかし、人生を変えようと思い立ってから。
自分がやりたいと思う仕事以外、「率先してやる」ことをやめた。
そうしたら、不思議と同僚が輝きはじめた。
今まで僕がやらないと「誰もやらない」と思っていた仕事を、同僚が勝手に片づけていく。
僕は不満を感じていた同僚に、感謝するようになった。
生産性高く働いてる人は、自分がときめく仕事、得意な仕事に特化し働く。だから生産性が高くなる。
生産性が低い人は、その逆だ。
自分がときめかない、苦手なことでもどんどんやってしまう。そうして、どんどん生産性が低くなる。
「ときめく」を仕事の軸にし始めてから、僕はこのことを確信するようになった。
まとめ
仕事でも、プライベートでも。
やることが多すぎて、頭がおかしくなりそうなら。
ときめかないものをやめていく勇気が必要だ。
何か行動する時に、ときめきを感じるかどうか。楽しい、ワクワクする感情を感じるのか。
それとも、「やらなければならない」という義務感を感じるのか。
一度、自分の気持ちを感じる習慣を作ること。
そして、ときめきを感じないもの、義務感からやろうとしてることを、やめていくことだ。
少しずつでいい。はじめのうちは、ときめかないと感じても、「やらざるを得ない」と感じる時もあるだろう。
それはそれで、かまわない。
大切なことは、少しずつやめていくことだ。
ときめきものを集めて、ときめかないものを捨てていこう。
それが、やりたいことが多すぎるを脱出する最も簡単な方法だ。
ということで、参考にしてほしい!!!
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