「レビュー(ふりかえり)をやったほうがいいか」迷ったら読むエントリー

タスク管理を人に教えていると、よく「レビューはやらないとダメですよね」みたいなことを質問されます。
レビューとは、「ふりかえり」です。「週次レビュー」という場合は、一週間のふりかえりをすることをさします。一週間をふりかえることで、自分の行動をふりかえり改善につなげるというものです。
ちなみに冒頭の問いに対する僕の答えは「必要ならやってください」です。
逆に言えば、必要ないならやらなくていいのです。
広告
レビューは目的ではなく理想のライフスタイルを作る一つの手段にすぎない
「レビューをやったほうがいいかな?」と思ったら、まずやってみることをオススメします。新しい体験は意外な気づきに繋がるからです。
ただし、しばらくやってみたけどどうも続かない。そんな時は本当にレビューが必要かどうか。一度考えてみてもいいかもしれません。
例えば僕は今、週次レビューはやっていません。それでも毎日定時に帰れているし、日々の生活になんら問題はありません。
忘れてはいけないのが、週次レビューをすることが目的ではないということです。自分の理想とするライフスタイルが築ければいいわけです。
自分の理想とするライフスタイルが築けているならば、レビューは必要ないというわけです。
確かにレビューはやったほうがいいでしょう。やってマイナスになることはありませんし、理論上は大切なことです。
ただし、人によって向き不向きもあるでしょう。何より、自分が必要性を感じないのに続ける必要はないと思います。逆に日々の生活のストレスになるからです。
レビューが本当に必要ならまた出会う
もし本当にあなたにレビューが必要なら、そのタイミングはいつか訪れる。そう考えてもいいと思います。
僕自身も後になってから、日次レビューを効果的と考えることもありました。
サラリーマンであれば、仕事が終わった後の貴重な時間に「やりたくないこと」をやっている時間はありません。「やらなければならないこと」をやる必要もありません。
「やりたい」と思うことをどんどんやっていきましょう。
「心地いい」時間を追求していくのです。それがあなたの理想のライフスタイルに繋がっていくのです。
売り上げランキング: 3,090
この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。