新しいことを経験することは意外な気づきに繋がる

空中ブランコをご存知でしょうか?

サーカス団とかがよくやる、あれです。まぁ、文字通り空中のブランコです。

実はちょっと前にそれを体験する機会がありました。挑戦するかどうか迷いましたが、何事も経験することは大切。

そう思い、挑戦することにしたのです。

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「しんどい思いをしても、それを乗り越えていくべき」と思っていた昔を思い出す

コーチみたいな人に教えてもらいながらやるのですが、実際にやってみると相当辛かったです。見た目は簡単そうに見えますが、かなり身体に負担がかかります。

空中ブランコはまず高いところに登ります。

裸足でハシゴを登っていくのですが、この時点で足の裏が痛いのです。まぁ、これはハシゴのつくりの問題かもしれません。あるいは僕の足の問題かもしれませんが。

そして空中ブランコは両手でブランコをつかみ、ジャンプします。そうすると、ぶらーん、ぶらーんと振り子のように自分の身体がなるわけです。

これだけでも予想以上に腕に負担がかかります。それ以外にもコーチの指示にしたがい、逆上がりのような動きをしたりするのです。

もうこれがしんどいの、なんの。終わったら下にあるネットに落ちていくのですが、もうすぐに落ちて終わりにしたくなるくらいでした。

終わった後、もちろん達成感はあるのです。しかし2回目やる?と聞かれて「もういいです」と即答しました。

この時、今更だけどわかりました。僕はしんどいことが昔から嫌いだったのです。にもかかわらず、僕は学生時代体育会のテニス部に所属してたわけです。毎日、しんどい思いをしてたわけです。

当時は「しんどい思いをしても、それを乗り越えるべき」と思ってたわけですね。体育会として、みたいな。

「楽して生きてもいい」という感情に気づく

体育会テニス部で得たことはたくさんあるので後悔はしてないです。ただ、当時はひたすらしんどかった。今振り返れば、自分らしく生きていなかったのかもしれない。そう思ってしまいました。

そしてそのまま会社に入って、がんばり続けてしまったというわけです。

昔の考えのままなら、おそらく空中ブランコの2回目に挑戦していたことでしょう。

即答で「やりません」と言えた自分に、少し嬉しくなりました。ようやく僕も「楽して生きてもいい」と思えるようになった。そのことを実感できたからです。

こうしたちょっとした出来事で気づくこともたくさんある。そういう意味でやはり新しい経験をすることは大切だと思います。

あらためて、そう思ったのでした。翌日筋肉痛がハンパなかったのはちょっとした秘密です。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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