効果的に日記を続ける秘訣–僕が毎朝実践する「5分日記」の内容を公開

やぁ、みんな!

日々本を読んでいると、自分の憧れの人が意外と毎日日記を書いていて、「すごくイイ!」と絶賛してたりすると思う。

たしかに日記を書く習慣って、なんとなくカッコいいよな。

そしてよく言われるのが、「日記を書いておくと後で記録をふりかえれるので、とてもイイ」という、聞き慣れた話だ。

たしかに日記を書く習慣は良さそうだ。それはわかる。

でも、具体的にどうやったら。効果的に日記を続けられるのだろう?

そんなふうに感じたこと、あるんじゃないかな?

何を隠そう、僕も昔はそう感じていた。

今まで何回か日記を書く習慣にチャレンジしてきた。

しかし、度々挫折をしてきた。

理由はあきらかだ。

今まで日記を書くことで、メリットを感じることがなかったからだ。

たしかにいつの日か、日記をふりかえったら。楽しいのかもしれない。

でも僕の場合、ふりかえるとしたら数年後だ。

それまで何もメリットを感じずに、ただ漫然と日記を書き続けること。

これは僕にとって、耐え難い苦痛だった。

ということで、度々挫折してきた僕だったが。

どういうわけか、今回はなんと、2ヶ月近く日記を書き続けることに成功している。

そして何より、日記を書くことに大きなメリットを感じているんだ。

ここがポイントだ。

ということで、今日は僕がどんなふうに毎日日記を書いているか。

そのやり方を公開しようと思う。

日記を書く習慣を作りたいけど、何回も挫折してきた人にとっては。

とっても参考になるはずだ。

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日記に使う時間?毎朝「5分」

僕が毎朝日記にかける時間。それは、5分だ。

理由はシンプル。

そうしないと日記を続けること自体がイヤになっちまうからさ。

いつも言ってるけど、習慣化で大切なことは取り組むハードルを下げることだ。

「5分だけ日記を書けばいい」と思えば、毎日続けられる。

そう思わないかい?

で、結果的に5分以上書いたっていいんだ。そういう時もある。

でも間違っても「毎日20分書こう」などと画策してはいけない。

3日後には、日記を書くことをやめることになる。

お決まりの「3つの質問」がある

僕が日記に書くテーマは、毎朝決まっている。

質問項目は以下の3つだ。

  • 今、不安に感じてること、気になっていることは?
  • 昨日感謝できる、ちょっとした3つのことは?
  • それ以外に、昨日感じたことは?

ひとつずつ、簡単に説明していこう。

1つめの質問。そして、最も重要な問い

一つ目の質問は、「今、不安に感じてること、気になっていることは?」だ。

この質問が、僕の日記の中で最重要の役割を果たすんだ。

不安に感じてること、気になっていること。

こうしたことがあって、頭の中でグルグルしていると。

日中そのことが気になって、目の前のことに集中することが困難になる。

毎朝頭の中にあることを文字として書き出すと、頭がスッキリするのだ。

これもいつも言っているが、覚えておいてほしい。

人は書き出すと、忘れるんだ。

そして実は、これが僕が日記を続ける大きな原動力になっている。

頭の中で気になっていることを書き出すと、おどろくほど頭がスッキリすることを体感できるはずだ。

そして人間は、そうしてメリットがあれば、あらゆることを継続することができる。

ということで、この1つ目の「今、不安に感じてること、気になっていることは?」という質問項目。

日記を書くなら、ぜひ取り入れてみてほしい。

初日から日記の効果を体感することができるはずだ。

2つめの質問。これが、人生を変える。

2つ目の質問は「昨日感謝できる、ちょっとした3つのことは?」だ。

これはまた別の機会にくわしく書きたいが、目的は一つ。

毎朝、「感謝できること」に目を向けられるように、自分をトレーニングすることだ。

僕達の人生は、何に目を向けられるかで決まる。

「不満」「足りない」に目を向けるのか。

それとも、「感謝」「十分」に目を向けるのか。

それによって、僕達の人生の幸福度は決まっていく。

感謝できることに目を向けられるようになると、人生はどんどんよくなっていく。

3つめの質問。最後は、好きに書こう

最後の質問は、きわめてふつう。

「それ以外に昨日感じたことは?」だ。

好きなことを、好きなように書くようにしている。

型にハマるな。好きに書くこと。

使っているツールは?

「5分日記」に使ってるツールだって?

僕はEvernoteを活用している。

Evernoteには「タグ」という機能がある。

たとえば「20211112」と日付を入力しておくようにしておけば。

日記の内容をふりかえりたい時に、いつでも簡単に過去の日記を見つけられるってわけさ。

でも正直、ツールはなんでもいいんだ。

少なくとも、僕が日記を書く目的は、日記をふりかえるためじゃない。

今日1日を快適に生きるためだからだ。

日記が続かない。もしそう悩んでるなら。

「どうやったら、日記を書くことで、自分にメリットが生まれるだろう?」

この質問に対する問いを、自分なりに考えてみることをオススメする。

そうすれば、きっと君に合った日記のやり方がみつかるはずだ。

ということで、健闘を祈る!!!

そして、いつものお願い

この記事の感想、フィードバックがあったらぜひ教えてほしい。

「次はこんなテーマで書いてほしい」というリクエストも、いつでも大歓迎だ。

感想やリクエストは、僕が見つけられるように、Twitterで@dream4luckと入れて、ツイートの終わりに「#いつでもスタオバ」といれてほしい。

返事は必ずしもできないかもしれないが(できるだけするつもりだ)、全てのメッセージに目を通すようにはしている。

君からのメッセージを楽しみにしている。

それではみんな、今日も素敵な1日を!!!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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