何か一つのことに「過集中」するのをやめよう-人生の満足度は、総合点で決まる

最近毎日ずーーーっと次の本の切り口のことを考えているせいか、毎日なんか忙しないというか、「余裕がない」と感じている。

誰でもそうだと思うが、僕はこの「余裕がない」という状態がとてもきらいだ。

僕は脳のキャパシティも小さいので、自分の頭がいろんなことにジャック(占拠)されているという状態が好きではない。

基本的には頭はいつも空白の状態にしておいて(いわゆるマインドフルネスな状態だ)、「リラックスしていたい」という欲求が強い。

この欲求が強いからだろう。僕は気になることがあると、そのことを頭から追い出すために、そのこと(問題)が解決するまでずーーーっとそのことしか考えられない状態になる。

そうすると、何が起きるのか。

そう、生活に支障がではじめるのだ。

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過集中すると、生活全般に影響がでてくる。

たとえば、今回も本のことで頭がいっぱいなわけだが、そうすると、日中ずーーーっと本のことを考えてしまい、目の前のことに完全に集中することがむずかしくなる。

家族と過ごしていても、気づけば本のことを考えてしまっている。家族と過ごす時間を完全に楽しむのがむずかしくなる。

ほかにも、普段は毎日1時間以上本やYouTubeでインプットする時間を作っているが、こうした時間も本のことを考える時間に費やしてしまう。

その結果、(インプットが不足し)ブログを書くことがむずかしくなる。

また、僕は毎日Twitterも1日1投稿投稿するようにしているが、Twitterに何を投稿するか考える時間を確保することすらも容易ではなくなってしまう(本のことをずっと考えてまうからだ)。

そう。こうして何か一つのことに頭がジャックされてしまうと、生活全般に影響がでてきてしまうのだ。

過集中していると、自分の生活の支障に気がつけない

僕の場合は本のことだが、おそらく世の中の多くの人の頭をジャックしているのは、仕事だろう。

世の中の多くの人はいつも仕事のことで頭がいっぱいになってしまっている。

その結果、家族との時間、自分が楽しむ時間、健康、その他もろもろが犠牲になっている。

そうして何かに(たとえば仕事)過集中してる時の問題点は、過集中している結果、自分の生活に支障が出てきていることに気がつきにくいことだ。

当たり前だが、リソースを1点だけに注いでいるということは、その他のことがおろそかになっているということだ。

短期間なら、まだいい。しかしこのことを長期間で捉えると、いずれ人生で大切なことを失うことになる。

たとえば定年後に熟年離婚するのも、仕事に過集中しすぎた結果と言えるだろう。

まず、過集中をやめよう。

僕は人生の満足度は、総合点で決まる思っている。

仕事ももちろん大切だが、家族や友人をはじめとした人間関係、自分が楽しむことに費やす時間、こうした人生のさまざまな要素にバランスよくリソースを注がないと、一生を通して満足の行く人生を築くのはむずかしいのではないだろうか。

では、どうしたらパランスよく自分のリソースを配分することができるのだろうか?

その最初のスタートは、何か一つに過集中することをやめることだ。ここからはじまる。

なぜなら、過集中してると、そのこと以外何も考えられなくなるからだ。

まず過集中することをやめる。

そうすると、生活全般に意識を向けることができるゆとりが生まれる。

自分の満足できるライフスタイルを築くのは、そこからだと思う。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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