勇気を出して一歩を踏み出すためには、「回り道」は必要なのかもしれない。

「長時間労働」「会社で自由に生きられない」という問題をはじめ、人生における悩み、問題の解決の鍵は、実は「勇気を出すこと」にあると僕は考えている。

ここで僕が言いたいのは、「勇気を出して会社をやめたらいいじゃん」という話ではなく(それができるならそれが一番いい)。

たとえば、「仕事でやらなければいけないことが多すぎて、長時間労働で困っている」という問題を抱えた時。

多くの人は、タスク管理、仕事術をはじめとしたスキルを身につけようとする。もちろん、昔の僕もそうだった。

でも、それよりも、上司や同僚に「助けてください」と伝えたり。苦手な仕事、やりたくない仕事を断ることができれば、(極端に言えば)長い時間をかけてタスク管理や仕事術のスキルを身につけなくても問題は解決する。

このことを多くの人は見落としていると僕は日々感じている。

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一方で、「勇気を出す」のは怖い

たとえば、昔長時間労働に悩んでいた頃の自分に、今の僕がアドバイスするとしたら。次のような話をするだろう。

「上司や同僚に素直に今の気持ちを打ち明けてみなよ。『仕事の成果を出したいと思ってます。一方で、自分が成果につながると考えている仕事に全く手が回らないくらい、その他のやらなければいけない仕事に追いつめられています。自分としては、もっと○○のような仕事に時間をかけたいと思っています。なので、○○のような仕事をもっと減らしてもらえるとありがたいですが、いかがでしょう?』と伝えてみなよ」

そしたら、きっと昔の僕は次のように言い返すだろう。

「そんな生意気なこと、上司に言えないよ。一人前になってからそういったことは言えと怒られそうで怖い。」

そう。勇気を出すのは怖いことだ。それは、結果がどうなるかわからないからだ。

そんな不確実な道を進むくらいなら、たとえ時間がかかったとしても。

タスク管理を身につけることをがんばったり、仕事術の本を読み続けたりするほうがいい。

つまり、こういうことだ。

勇気を出すことさえできたら、目の前の問題は速攻で解決するかもしれない(上司は君に割り当てる仕事を減らしてくれるかもしれない)。それでも、たとえば上司から怒られたり、評価を下げられるリスクを取るくらいなら。時間はかかるかもしれないが、タスク管理をマスターしたり、仕事術を身につけることに賭けた方がいい。

そういうわけだ。

必要だった「回り道」

まぁ、そう考えるのは自然なことだと思う。

たとえば僕も、今会社をやめたら、間違いなく人生が変わるだろう。

以前メンターに会った時、独立を勧められたことがある。でも、当時の僕は独立する勇気は出せなかった。

10年後(20年後でもいい)の自分が未来からきて、今の僕にアドバイスするとしたら。

「会社をやめてみなよ。きっとうまくいくから」と言いそうな気がする。

そう言われても、「いやいや、そんなリスク取れないよ」と僕は全力で言い返すだろう(笑)。

ちょっと待てよ。そう考えると、「回り道」もやっぱり必要なのかもしれない。そう思えてくるな。

必要な情報、経験が揃った時。きっと人生は変わる

僕の場合、タスク管理を身につけ、ブログをはじめて、心屋仁之助さんの本を読んで。

そうしてステップを踏んできて、ようやく、長時間労働の問題を解決することができた。

そうして問題を解決した今の僕からすれば、昔の僕の長時間労働の悩みを解決するのは簡単だ。

今の僕が実践してる通り、たとえばまわりに助けを求めたり、やりたくない仕事を断ればいい。

一方で、「今の僕」に至るためには、「タスク管理を身につけ、ブログをはじめて、心屋仁之助さんの本を読んで」が必要だったのだろう。

そうして必要な「情報」「経験(場数)」が揃った時。ようやく人は勇気を出して一歩を踏み出せるのかもしれない。

そうしてその人の人生は変わっていく。

そう考えると、一見無駄に見える人生の回り道も、実は必要なプロセスなのかもしれない。

人生に無駄なことなんて、一つもないのかもしれないね。

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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