悩んでる時は大抵「視野狭窄」に陥っている-出口の見えないトンネルで光を見つける方法

やぁ、みんな!

先日友人と話をしていたら「悩んでる時って、視野が狭くなってるよね」という話になった。

その友人の場合は、社会人になったばかりの頃。お金がいつもなくて、困っていたそうだ。

原因は単純に、当時の仕事の給料が低かったからみたいなんだけど。

その友人曰く、当時その友人は、「職種によって給料が全然違う」ということを知らなかったと言うんだ(これには僕も驚いた)。

弁護士とか、医者の給料が高いことは知っていた。でも、会社員の給料はどの仕事もそうは変わらないと思いこんでいたという。

そんな昔の友人に、今の友人がアドバイスをするとしたら。

「転職活動はもちろん、いろんな職種の給料を調べること!」となるだろう。

結果的にその友人は転職し、収入UPを達成したわけだが、もしこのアドバイスがあれば、長い間苦しまずに済んだんじゃないかと語ってくれた。

このように、何かに悩んでる時というのは、大抵視野が狭くなっていて、必要な情報を入手できていないことが多い。

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たとえば僕の話をしよう。

僕自身、昔の自分が「視野狭窄に陥っていたな」と感じるのは、昔の自分が「会社員でいる以上、自分は自由に働くことができない。でも、独立なんて今できない!」と悩んでいた頃の話だ。

昔の僕は、自分が会社員だから、自由に働けないと思いこんでいた。

一方で、独立する勇気も自信もなかった。

僕は自由に働きたかった。そのためには、会社をやめないといけない(と自分は思っている)。一方で、独立なんてできない。

こうして僕は、出口の見えないトンネルに足を踏みいれてしまったように感じ、その後絶望することになった。

しかし今だからこそわかるが、これこそ視野狭窄の典型だ。

現実を知るということ

フリーランスになれば、誰でも自由に働けるようになるわけじゃない。

たしかにフリーランスになれば、上司はいないかもしれない。

でも、たとえばお金を稼ぐために、イヤな客にペコペコしないといけないかもしれない。

そう。上司のかわりに、お金(仕事)、顧客に縛られることになるわけだ。

こうしたことを、昔の僕は知らなかった。

それは、自分の友人の大半が会社員だったからだ。

ブログをはじめ、会社以外の世界の人達、それこそ、フリーランスの友人達と話をしていくうちに。フリーランスも会社員が思ってるほど自由に働けていないという現実をはじめて知ることになった。

今僕は会社員として自由に働けているが、こうした現実(情報)はまちがいなく僕の悩みを解決する鍵となった。

ここまで書いてきたように

何かに悩んでる時は、視野が狭くなっていることが多い。

必用な情報さえ手に入ってしまえば、悩みが解決することは多いのだ。

少なくとも、どうすれば悩みを解決できるかを知ることはできる。

どうすれば悩みを解決することができるか知ることができれば、その悩みを解決するために一歩踏み出すこともできる。

そして、具体的な解決策

悩んでる時は視野狭窄になっていることはわかった。

では、具体的にどうすれば必用な情報を集めることができるのか?

今の君はそんなふうに思っているかもしれない。

今まで僕の経験上、次のようなことが君の役に立つはずだ。

  • その悩みに関する本を読む
  • その悩みを解決してる人に会いにいく

それぞれにつき、簡単に説明していこう。

 その悩みに関する本を読む

君と同じ悩みを抱える人は、世界中にごまんといる。

そうした悩みを解決した方法が、本を読めばいくらでも見つかるはずだ。

自分の悩みを解決してくれそうな本を読んでみること。

そうすると、解決の糸口が見つかることが多い。

その悩みを解決してる人に会いにいく

本はたしかに役立つが、君が欲しい具体的なアドバイスは書いていないかもしれない。

僕も昔本を読み、「理屈はわかるけど、具体的に何をしたらいいか教えてくれ!」とよく感じたものだ。

自分が何をしたらいいかもっと具体的に知りたいなら、自分と同じ悩みを解決、克服した人に会いに行き、話を直接聞いてみるのがいいだろう。

友人でもいいし、君が憧れている人のセミナーに参加するなどして、話を聞きに行けばいい。

僕自身も昔はよく憧れてる人のセミナーに参加し、直接講師の人に質問をぶつけたりした。

講師からもらえた具体的なアドバイスは、当時の自分にとても役立つ情報だった。

まとめ

何かに悩んでる時は、大抵は視野狭窄に陥っている時だ。

一度深呼吸して、視野を広げることを心がけよう。

具体的にはここまで書いてきた通り、本を読んだり、友人と話をしたり、憧れの人に会いに行き、アドバイスを求めることだ。

そうすることで、次に何をしたらいいか。きっと見えてくるはずだ。

今までは出口の見えないトンネルを歩き続けて、絶望していたかもしれない。

しかし視野さえ広がれば。

視点を変えたその先に、光があることに気がつけるはずだ。

健闘を祈る!

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この記事を書いた人

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滝川 徹

「30分仕事術」考案者。Yahoo!ニュースやアゴラに記事掲載多数の現役会社員。作家。タスク管理の専門家・セミナー講師。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2014年に組織の残業を削減した取り組みで全国表彰。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成。

時間管理をテーマに2018年に順天堂大学で講演を行うなど、セミナー講師としても活動。受講者は延べ1,000名以上。月4時間だけ働くスタイルで4年間で500万円の収入を得る。著書に『細分化して片付ける30分仕事術(パンローリング)』他。

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