不安なことを全て書き出せば、目の前のことに全力で取り組めるようになる

3月末から関東に転勤となり、新天地での生活にも少しずつ慣れてきました。

そんな中、最近感じることがあります。「ブログがなかなか書けないなぁ」ということです。「書けない」というのは、書く時間がないということでは必ずしもありません。

もちろん、ムリをすれば書くことはできるのですが、スムーズに書けないというか、流れるように書けない。

最近の僕はムリして何かをやるのは好きではないので、そういう時は書かないようにしています。そうすると、「書けない」のです。

「なんでかなぁ〜」とぼんやり考えていたら、おそらくですが理由がわかりました。言い方は色々ありますが、「脳内メモリーが不足している」のかもしれません。

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新しい環境となったことで、エネルギーを想像以上に消耗している

結論から言ってしまえば、新しい環境で自分が想像している以上にエネルギーを消耗しているということなんだと思います。

新しい環境、新しい職場では、人間関係をはじめ、慣れていないことも多い。そうすると、以前の環境と比べればそれなりにエネルギーを無自覚にも消耗しているのです。

特に新しい職場になったことで、今後の人間関係、仕事と、見通しが見えていないこともたくさんあります。

「はたして自分は無事にやっていけるのだろうか」という不安は少なからずあるわけです(まぁ、大丈夫なことは頭ではわかってるのですが)。

そうした不安をはじめ、潜在意識で色んなことを常に考えているようです。一ヶ月前くらいに比べて、頭の中がスッキリしていない感覚があります。

頭の中がスッキリしていれば、やりたいことはどんどん取り組める

全てが順調に回っている時は、僕の頭はすごいクリアなのです。なぜなら覚えておかなければならないことは全てタスク管理ツールに入ってるため、自分の頭で何かを覚えておく必要がない。

そういう状態では、常に目の前のことだけに全力で取り組むことができるわけです。だからブログを苦なく書くことができます。この状態は、「脳内メモリーにゆとりがある状態」と言えるわけです。

しかし今は不安を中心とした様々な感情が脳内メモリーを喰っているわけです。そういう意味で、慢性的にゆとりがない。だから疲れも感じている気がします。

ということで、やらなければならないことは「今の不安を書き出すこと」なのかなぁという気がしています。

やりたいことをやるには、まずは頭を占拠していることに対処することが必要

タスクをタスク管理ツールに入れれば忘れるように、不安なことも書き出せば忘れることができます。

しかし今は忘れることができず、グルグルと同じ不安について意識的にも、無意識にもずっと考えているのでしょう。それが脳内メモリーを喰っている要因なわけです。

こうしてブログに書くだけでも、少しスッキリします。そういう意味では、ブログを書けないという人は、やはり自分の脳をクリアにすることが大切なのだろうなと思います。

仕事が忙しすぎて頭の中が仕事のことでいっぱいだったら、ブログを書くことはなかなか難しいわけです。脳内メモリーが仕事に占拠されていて、書く気力が湧かないからです。プライベートの悩みを抱えている時も理屈は同じです。

まずは頭をクリアにするために、「自分の頭を占拠していることを解消するのが先なんだなぁ」と今回あらためて思いました。

自分の思考を書き出せば、頭の中はスッキリする

そのためには「書き出す」がオススメです。

難しいことはありません。自分の思考をひたすら紙やPCに書き出すだけでもいいのです。興味がある方は、以下のワークをやってみることもオススメします。

そういう意味では、仕事でTaskChute にタスクを書き出してるのは、目の前の仕事に集中できる素晴らしい手法なんだということをあらためて実感します。

ということで、「やりたいことがうまくできない」という方は、まず自分の頭の中が今何に占拠されているか。考えてみるといいと思います。

そしてバーっと書き出してみましょう。それだけでかなりスッキリするはずです。騙されたと思って、やってみてくださいね。

仕事でモヤモヤする方は、以下のエントリーも参考になると思います。よかったら、読んでみてください。

以下の本も、オススメしておきます。

ザ・ワーク 人生を変える4つの質問
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この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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