「自分らしい働き方へ一歩踏み出すセミナー」を開催しました!

昨日は北真也さんとの「自分らしい働き方へ一歩踏み出すセミナー」を開催しました。

参加いただいた皆様、あらためまして本当にありがとうございました!

セミナーのテーマについては以前エントリーで書きました。

セミナーは前回大橋悦夫さんと共催した「タスクシュート初級講座」以来でした。

久しぶりのセミナーは朝起きた時からワクワクした気分で迎えることができました。そして最高の時間を過ごすことができました。

しかしそれ以上に、開催するまでは自分の向き合いたくない感情と向き合うことになる貴重な機会となりました。

まだまだ、僕にもムダなプライドが残っていたという話です。

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予想外の少人数セミナーとなり、ネガティヴな感情を体感した

今回のセミナーは、20人集めたいと思って開催しました。

その理由は、前回の大橋さんとのセミナーで10人のセミナーをすでに開催していたので、せっかくなら20人にチャレンジしてみようと思ったのがきっかけです。

しかし結果的に集まっていただいたのは、3人でした。

色んな思いが交錯しました。特に告知をしてからしばらく参加者が「ゼロ」だったので、不安に思いました。

「テーマをもう少し絞ったほうがよかったのかな」。「なんで人が集まらないんだろう」。「北さんをお招きしてこれなら、自分だけだったら人は集まらなかったかも」。

色んなネガティヴな感情も生まれました。なので、それらの感情とじっくり向き合いました。

一通りそういった感情を体感した後、はじめの一人が参加を表明してくれました。申し込みメールが僕の手元に届いたのです。

そのメールは喜びの感情とともに、忘れていた気持ちを思い出させてくれました。

忘れていた覚悟の気持ち

その時、ものすごくホッとしたのを覚えています。ホッとしたのは、「ゼロ」と「一人」では全く意味が違ってくるからです。

しばらく申し込みがない時は、「誰も人は集まらないのではないか」という不安に駆られました。これはおそらく体験した人しかわからない経験だと思います。

だから参加者が一人確定した時、ものすごくホッとしました。とりあえずセミナーを開催できることになったことにです。

そしてあわせて、僕は昔の自分の「初心」も思い出したのです。

それは「一人でも参加者がいればいい」と思って、はじめて現在毎月開催しているタスク管理勉強会を立ち上げた時の気持ちでした。

セミナー後にいつも訪れる感謝の気持ちは格別

はじめて勉強会を立ち上げた気持ちを思い出し、僕はまた覚悟を決めました。

たとえ人数が思ったほど集まらなかったとしても、僕の価値は変わらない。参加者に素晴らしい時間を提供しようと思ったのです。

そして迎えた当日。セミナーの時間はあっという間に過ぎ、最高に楽しい時間を過ごすことができました。

前回の大橋さんとのセミナー終了後もそうですが、セミナーを終えると感謝の気持ちでいっぱいになります。集まっていただいたのは、毎月のタスク管理勉強会に参加してくれていたメンバーと、そのつながりがある方でした。

「こんな僕のファンでいてくれて、ありがとう」とつい、「こんな僕」という表現が自分の中ででてきてしまいます(笑)。

そして本業の仕事で死にそうになりながらも「一緒にセミナーをやりたい」という僕のワガママにつきあってくれた北真也さん。

準備する時間もほとんどとれなかったのではないかと思います。しかしそうは感じさせない、素晴らしいプレゼンをしていただきました。

参加者も大満足だったと思います。そしてセミナーを終えた後、自分の気持ちを整理していたら、自分の複雑な感情にまた気づかされることになりました。

人間は本当にやりたいことでも「避けたくなる」

「人間って複雑だなぁ」と思ったのが、本当にやりたいことは「避けたくなる」ことです。

今回のセミナーも企画してから、当日まで何度か「気が進まないなぁ」というネガティヴな感情がでてきました。

おそらくですが、これは参加者の人数の問題ではないと思います。むしろ、20人満席だったら、なおさらそう思ったことでしょう。

きっと「参加者の期待に応えられなかったらどうしよう」などの感情が生まれ、「失敗したくない」という気持ちから、「逃げたい」という気持ちが生まれたのではないかと思います。

しかしセミナー当日、朝起きたらものすごくワクワクしている自分に気づきました。そこで僕はあらためて気づいたのです。

「あぁ、やっぱりセミナーは自分が本当にやりたいことなんだなぁ」ということでした。

もう一つ、自分で気づいてなかった感情に気づきました。それはまだまだ捨てきれてなかった感情でした。

ムダなプライドはいらない

その感情は、今このブログを書いていて気がつきました(笑)。

まだまだムダなプライド(見栄)が僕にはあるようなのです。失敗する自分をまだまだ他人に見られたくないようなのです。

でも以前から書いてますが、捨てるものがない人が、一番強いのです。だからこそ、このプライドはこれからどんどん捨てるよう、努めていかなければいけないのかもしれません。

うん。どんどん、捨てていこうと思います。そうすることで、捨てるものがなくなる。それが自由に生きる道なのだと思います。

そう考えると、やはり自分がふと「やりたい」と思ったことは、どんどんやってみることですね。失敗が怖くても、こうしてやっていかないと、自分の本当の気持ちには気がつかないということなのでしょう。

ということで、次は「残業ゼロ」をテーマにセミナーを単独でやろうかと検討中です。やるなら参加するという方がいたら、事前にメッセくださいね(笑)。

セミナーを開催したいけど、なかなか勇気がでないという方には以下の書籍がオススメです。背中を押してくれる一冊です。

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中谷 彰宏
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僕が書いたエントリーはこちらです。

あなたもやりたいと思ったことを、是非やってみてください。

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2016年12月8日(木)発売 700円(税別)

会社で働きながらでも自分がやりたいことを追及できる働き方を手に入れませんか?

この記事を書いた人

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滝川 徹

タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。

1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。

その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。

2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。

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