いつも未来のことばかり考えて不安だった僕が、「今ここ」に意識を集中できるようになれた理由

どうしたら「今ここ」に集中できるようになるだろう。ここ数年、ずっと考えてきたことです。

例えば今までは子供と遊んでいても、「あの本が早く読みたいなぁ」などと、どうしても別のことに意識がいってしまうことが多々ありました。

その度に「子供と遊べるこの貴重な時間を大切にしたいなぁ」と反省していました。そして意識を子供達に移そうと努めるのですが、気づくと他のことをまた考えはじめてしまうのです。

今この瞬間、すなわち「今ここ」に集中したい。あなたはそう思ったことはないですか?

僕は最近ようやく、この長年の課題を克服できるようになりました。そのヒントは、普段僕が使っているタスク管理ツールにありました。

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タスク管理ツールがあると「今ここ」に集中できる理由

結論から言えば、タスク管理ツールがもたらす「安心感」が、「今ここ」に意識を集中させることに繋がっています。

僕は仕事中、「TaskChute」というタスク管理ツールを使って、仕事を管理しています。

具体的にどのように管理をしているのか。まず、朝出社してから今日やる仕事をTaskChuteを使ってリスト化します。以下のようなイメージです。

そして各タスク毎に「これくらい時間がかかるだろう」という見込み時間を入力してあります。そうすることで、TaskChuteでは「予定終了時刻」が表示されるようになっています。

リスト通り仕事をこなせば、何時に仕事が終わるということが常にわかるように「見える化」されているのです。そうすることで、タスクリスト通り仕事をこなしていけば、「何時に帰れる」という安心感が生まれます。

そしてこの「安心感」こそ、「今ここ」に集中するために必要な要素だということに気がついたのです。仕事中、この安心感があるからこそ、目の前の仕事に100%集中して取り組むことができるのです。

果たして今日中に仕事を片付けることができるのか。そうした不安がある限り、今目の前の仕事、すなわち「今ここ」に集中することはできないのです。

「今ここ」に集中できない理由は、この先どうなるかわからないという不安があるからなのです。そしてこの理論は、子供といる日常生活にもそのまま当てはまることができるのです。

そう、キーワードは「不安」です。

将来への漫然とした不安こそが、「今ここ」の弊害となる

子育てをしながらも、「あの本を読みたい」、「ブログを書きたい」と思ってしまう理由。それはそうしないと不安だからなのです。

僕自身で言えば、「もっと本を読んで知識をつけないと」とか、「ブログを更新してPVを増やさないと」などと、いつも不安でした。これは意識が「今ここ」ではなく、「未来」に行ってしまっているということです。

本を読んだり、ブログを更新しないと「将来こうなりたい」という自分になれない。そう信じているため、不安になり、「今ここ」に集中できないのです。

逆いうと、この不安を解消できれば、「今ここ」に集中できるということです。そのために必要なものが「安心感」なのです。

では「安心感」を手に入れるためにはどうしたらいいのか。それは自分の人生はうまくいくと信頼することなのです。

自分の人生への信頼が「今ここ」の意識に繋がる

様々な体験を経て、今の僕は人生の大きな流れに身をゆだねれば、人生はうまくいくと考えるようになりました。

今後の自分の人生は大丈夫という、絶大な安心感があるのです。それは自分の人生を振り返った時に、必要なことが、必要なタイミングで起きていることに気づいたからです。

僕はラッキーなことに、出版のタイミングで自分の人生をしっかり振り返る機会がありました。

自分の人生を過去から今現在まで、時系列で整理した時に、その時々では偶然と思える一つ一つの出来事が、全て繋がっていたことに気づいたのです。

例えば僕は会社で昇進が同期より遅れたことがあります。しかしその経験がなければ、今僕はこうしてブログを書いたり、本を執筆したりはしていないと思えるのです。

確かに当時のショックは思い出したくもないくらいです。しかし、自分に起きる全ての出来事は後から見たら自分に必要な出来事である。そして最終的には人生はうまくいくようできている。

そう信じられるようになってきたのです。自分の人生は今後何があっても大丈夫。そう、自分の人生を信頼することができるようになりました。

そうして「安心感」を得て、ようやく僕は「今ここ」に集中できるようになったのです。

それは今娘と遊んでいても、自分の人生がうまくいくと確信しているからです。その時間に本を読んだり、ブログを書かなくても、僕の人生はうまくいくという絶大な安心感を感じられるようになりました。

この安心感を手に入れることは、今すぐできることではないでしょう。今日僕があなたに提案したいのは、自分の人生を今一度振り返る機会を持つことなのです。

自分の人生への信頼は体感からしか生まれない

あなたも今までの人生、本当に色々なことがあったと思います。辛い時もあったでしょう。しかし今あなたは結果的になんとか生きている。つまり、「大丈夫」ではないですか?

辛い時も、後から振り返れば誰かが救いの手を差し伸べてくれたりしませんでしたか?あるいは自分なりになんとかのりこえてきたのではないでしょうか。

自分の人生を「大丈夫」と思えるようになるには、あなたが今までの人生で体験してきたことを通して、自分の人生は「なんとかなってきた」。だからこれからも「なんとかなる」と、信じてもらうしかないかもしれません。

こればかりは、今日のエントリーだけで到底お伝えできるものではありません。是非あなた自身で、探求をしてみてください。

以下の本はその気づきの手助けになると思います。

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投稿者プロフィール

滝川 徹
滝川 徹
東証一部上場の保険会社で「残業ゼロ」を1年以上実践するサラリーマン。慶応義塾大学卒。「気持ちが楽になる働き方」著者(同書はKindle新着ランキング2冠を獲得)。

専門は「タスク管理」。現在は「シゴタノ!」主宰の「タスクカフェ」の非常勤講師を務める。

会社で働く人の「自分らしい働き方」の実現に貢献したいと考えています。「家庭」と「自分らしく生きること」を大切に、日々自分を貫いて生きています。

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