自分が無自覚に他人に迷惑をかけていることを自覚すると人間関係はうまくいく

自分が他人にイラっとくることは、自分も他人に無意識にやっている。
最近このことにあらためて気付いて笑ってしまいました。
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僕達は自覚なく他人に自分が禁止していることをやっている
例えば僕は人から何かを押し付けられるのが嫌いです。
「これをやれ」みたいなことを言われたり、「これが正しい」みたいなことを言われるとイラっときます。
これは自分が人に意見を押し付けないように、一生懸命がんばっているからです。過去の自分の経験をふまえ、人に何かを押し付けることを「禁止」しているわけです。マイルールってやつですね。
しかしある時他人から言われて気づきました。僕、けっこう無意識に人に意見とか押し付けてるんです(笑)。
おそらく僕と面識がある人は今ものすごく頷いていると思います。
他人にイラっとする要素は、自分も強くその要素を持っているのではないか。そんなことを感じました。
あなたも心当たりありませんか?
おそらくあなたも自覚なく、自分が禁止していることをまわりにして他人に迷惑をかけているはずです。
迷惑をかけあって生きていこうと思うと人間関係はうまくいく
そこで僕が思ったのは、もうそれなら遠慮なく押し付けていこうということでした(笑)。
だってどうせ無自覚に意見押し付けているのですから。今更気をつけても仕方ありません。もう押し付ける時は押し付けてしまっていいと思うのです。
そうして押し付けることを自分に許可することができると、他人が自分に意見を押し付けてきてもイラっとしなくなってくるのです。
「ああ、僕も押し付けてるもんな」と他人を許せるようになるのです。これが目的です。
だからあなたももし他人の行動に対してイラっとしたら、「自分も同じことを無意識に他人にやっているかも」と思ってみてください。
そうすると、他人に対してかなり寛容になることができ、ストレスが減っていきます。
どうせ無意識に迷惑をかけているのだから、いっそのこと迷惑をかけあって生きていこうというスタンスで臨むと、人間関係がうまくいくようになるから不思議です。
お試しあれ。
今日からあなたにできること
自分が他人にイラっときたら、それは自分も他人にやっているかもと想像してみよう
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この記事を書いた人

滝川 徹
タスク管理の専門家・コンサルタント。Yahoo!ニュース、アゴラに記事掲載。
1982年東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、内資トップの大手金融機関に勤務。長時間労働に悩んだことをきっかけに独学でタスク管理を習得。2016年には「残業ゼロ」の働き方を達成し、およそ7時間の自由時間の創出に成功する。
その体験を出版した「気持ちが楽になる働き方 33歳大企業サラリーマン、長時間労働をやめる。(金風舎)」はAmazon1位2部門を獲得。その後講演やセミナー活動を中心に個人事業主としても活動をスタート。
2018年には順天堂大学で時間管理をテーマに講演を行うなど、月4時間だけ働くスタイルで個人事業で4年間で500万円の収入を得る。