「自分らしく生きる」とは、一体どう生きることなのだろう。
最近世の中でも「自分らしく生きよう」というメッセージをよく見かけるようになった。
その一方で、「自分らしく生きる」とはどういうことなのか。自分らしく生きるためには、一体どうしたらいいのか。
わかりやすく具体的に書かれている本や文章もあまりないように感じている。
自分らしく生きようにも、「自分らしく生きる」ということがどういうことなのかわかっていなければ。
自分らしく生きることも当然むずかしくなる。
僕は新入社員から内資トップの大手金融機関に就職し、長時間労働、社内の人間関係に悩み、ずっと「自分らしく生きられていない」と感じてきた。
しかしある時から、「自分らしく生きる」とは、「自分の気持ちに素直に生きることだ」と理解した。
それから少しずつだが、自分の気持ちに素直に生きるように心がけた結果、念願だった「残業ゼロ」の働き方を達成することができた。
それからは日々会社で働きながら「自分らしく働けている」という実感を得られるまでになった。
そんな経験から、僕は自分らしく生きるとは「自分の気持ちに素直に生きること」だと確信している。
今日は僕の経験から、「自分らしく生きる」すなわち「自分の気持ちに素直に生きる」とはどういう生き方なのか。
どうすれば自分らしく生きられるようになるのか。
「自分らしく生きられていない」と感じていて、そこから「抜け出したい」と考えている方に向けて書いてみようと思う。
今日も早速いってみよう!!!
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自分の気持ちに素直に生きるとは
「自分の気持ちに素直に生きる」とは、たとえば以下のような生き方だと考えている。
- 同僚とランチに行く時に「何を食べたい?」と聞かれたら、「イタリアン!」と自分が食べたいと思ったものはきちんと主張する
- 飲み会に誘われて「行きたくない」と思ったら、いかない。
- やりたくない仕事を依頼されたら、断る。
かんたんに言うと、自分の「こうしたい」という気持ちに忠実に生きる生き方と言える。
一方、昔の僕のように「自分らしく生きられていない」と感じる人は、以下のように行動している。
- 同僚とランチに行く時に「何を食べたい?」と聞かれたら、「なんでもいい」と言ってしまう。
- 飲み会に誘われて行きたくないと思っても、断れない。
- やりたくない仕事を依頼されても、二つ返事で「わかりました」と引き受けてしまう。
昔の僕がこのように行動していたのは、自分の気持ち(心の声)に目を向けることもなく、「こうするべき」「こうするのが正しい」と考えていたからだ。
たとえば、以下のように考えていた。
- 自分より他人の意向を優先するべき
- 断ったら、嫌われてしまうかもしれないから、誘われたら極力断るべきではない。
- 会社員である以上、やりたくない仕事を引き受けて当然だ。
しかしこうした生き方続けていると、自分の「本当はこうしたい」という気持ちをひたすら無視し生きているわけだから、当然生きていて苦しくなる。
「自分らしく生きられていない」とも感じるようになる。
逆に言えば、自分の「本当はこうしたい」という気持ちに沿って生きることができれば、「自分らしく生きている」と実感じながら生きていけるようになると言える。
「今日のお昼は何食べよう」という小さいことからはじめる
自分らしく生きるためには、自分の「本当はこうしたい」という気持ちに沿って生きることが大切だと書いた。
自分の「本当はこうしたい」という気持ちに沿うためには、当然自分の「本当はこうしたい」という気持ちを聞くことからスタートしなければいけない。
これは簡単に思えるが、現代人にとってはかなりむずかしい。
なぜなら、ここまで書いてきたように。
現代人は日常で、「こうするべき」「こうするのが正しい」という思考で行動していて、自分の心の声を聞く習慣をもっていないからだ。
なので、まずは「自分の心の声を聞く」習慣を作ることからスタートすることをオススメする。
たとえば、お昼ご飯をコンビニに買いに行ったら、「今日は何を食べたい?」と自分に聞いてみて、頭に浮かんだ食べ物を買う。
同僚とランチに出かける時も、自分がイタリアンを食べたいと思ったら「今日はよかったらイタリアンにいきませんか?」と提案してみる。
こうした小さい体験からはじめて、それを積み重ねていく。
僕の経験上、これが自分らしく生きる道だと考えている。
自分らしく生きる道について理解を深めたい方は、以下の記事も参考にしてほしい。
興味があったら、今週の金曜のオンラインイベントにも参加してほしい。
ということで、参考にしてほしい!!!