他人からの批判に正面から向き合わず、「かわす」ことで自分らしく生きることはずっと楽になる。
昔の僕は他人からの批判に真正面から対峙してしまって、その葛藤に多くのエネルギーを消耗してしまった。
しかし必ずしも正面から対峙する必要はない。華麗にスルーする選択肢もある。
そしてそのほうがずっと楽に、自分らしく生きていける。
今日は心屋さんの「がんばらない成長論」からヒントを得たので、書いておこうと思う。
さぁ、今日も早速いってみよう!!!
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自分らしく生きようとすると起きる障害と葛藤
他人の気持ちよりも自分の気持ちを優先して「自分軸」で生きること。
そうして「自分らしく生きよう」と決意すると、あなたのまわりには障害が生まれる。
今まで「他人軸」で生きてきたあなたが、自分らしく生きることについて罪悪感を感じ、他人を「使って」自分を責めるという仕組みだ。
簡単に言うと、まわりの人から批判される。叩かれるのだ。
これは僕も経験したこと。当時は本当に辛かった。
自分ではその生き方が正しいと思ってるのに、まわりが「お前のその生き方は間違ってる」という感じで責めてくる。
そんな風に「感じる」のだ。
今振り返っても、この葛藤にはかなりのエネルギーを消費した。
そう。僕は自分らしく生きることをかなり「がんばっていた」のだ。
しかし最近心屋さんの「がんばらない成長論」を読み返していたら。
がんばる必要はなかったかもしれない。スルーすればよかったのかもしれない。
そんな風に思ったので、説明していこう。
「戦わずして負けない」という戦法
自分らしく生きようと決意すると、他人が叩いてくる問題について。
心屋さんは「叩く人と真っ向からぶつかっては、エネルギーを無駄遣いしてしまいます」としたうえで、以下のように述べている。
「人に負けないように」「文句を言わせないように」というような、死に物狂いのがんばりを見せてほしいわけではありません。「あ、ひょっとして、私のやってること気にくわないですか?あら残念〜、でもごめんなさいね、やっぱり、これをやりたいんで、私、やりますわ 」(中略)だから、こんなふうにひょいひよいっと相手をかわし、戦わずして負けないというスタンスでちゃっかり好きなことを貫く。そんなイメージです。
これは目から鱗だった。
以前の僕はまさに「死に物狂いのがんばり」を見せていた。
「自分軸で生きることが正しい」。そう確信して生きている僕は、他人から自分の生き方を批判された時、どうしても自分の中で相手と戦ってしまっていた。
相手には相手の考えがあるのはわかっている。
だから本人に向かって反論こそしないものの、自分の心の中で相手と議論するような感じになっていた。
こんな葛藤を続けると、確かにエネルギーを多く消耗してしまう。
だからこそ、相手の批判に対して「がんばって抗う」のではなくて。
「あ、そうすか」みたいな感じで華麗にスルーする。
そうしたらかなり楽になっていたはずだ。
そして心屋さんは「かわすテクニック」として、以下のようにも述べている。
見かけだけは「すみません」「ごめんなさい」「おっしゃるとおりです」と低姿勢にしてしまう。負けてしまう。こうして避けられるものは極力避けたほうが、よりスムーズに、すきなことだけに突き進むことができます。
そう。目的は相手を打ち負かすことではない。説得することではない。
いかに楽に、自分らしく生きていくかなのだ。
また一つ心屋さんから教えてもらった。
まとめ
自分の気持ちを優先して自分軸で生きること。自分らしく生きようとすると。必ずあなたのまわりで障害が生まれる。
その時にあなたはきっとその障害と対峙することになるだろう。葛藤が生まれ、かなりのエネルギーを奪われることになる。
ほとんどの人はこの葛藤に疲れて、自分らしく生きることをあきらめてしまう。
しかしこの葛藤に消耗するエネルギーを最小限に抑える方法は、障害と戦わないことだ。
まわりから批判されるなら、「ごめんなさいね〜」とスルーする。あるいはこちらからあえて負けてしまう。
そう。ここでもがんばる必要はない。僕は当時かなりがんばってしまった。
これから自分らしく生きようとする人は、そうする必要はないということを知っておいてほしい。
ということで、参考にしてほしい!!!
葛藤はちょいちょい訪れるよ いつでもスタオバより
このエントリーのメッセージ
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