やぁ、みんな!
世界中が待望している、次の僕の本がけっこう難航を極めている。
僕の次の本のテーマは、「時間」だ。
「時間がない」という、多くの人が抱える永遠の悩み、テーマに対して。「こうすれば『時間がない』という悩みは解決しますよ」という「解」を届けるつもりでいる。
タスク管理をはじめ、僕が自分自身の体験から「こうすれば時間の悩みは解決する」というノウハウをここぞとばかり詰めこんだ一冊だ。
ようやく原稿を書き上げ、「これはおもしろいに違いない」と信頼できる知人に見せたところ、一人から「本書に書いてある通りタスク管理を試してみたが、挫折した。もっと簡単で、明快で、しっかりと問題を解決できる『解』がなければならない」と言われてしまった。
僕は衝撃を受けた。
僕としては「この本に書いてある通り行動すれば、時間の悩みは解決しますよ」というくらい、具体的にタスク管理をはじめ、自分のノウハウを書いたつもりだった。
でも、この知人からは「解がない」と言われてしまったのだ。
これには困った。なぜなら、この知人が挫折するということは、この本を読むことになるであろう他の読者のみんなも挫折することは想像にむずかしくないからだ。
ここで僕の本は暗礁にのりあげてしまったのである。
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渾身の1冊に「解」がないという致命的な問題について
僕はひさしぶりに、かなり頭を使った。
どうすれば「時間がない」という多くの人の悩みに、明快で、簡単で、問題をしっかり解決する「解」を届けることができるだろうか。
くりかえすが、僕はその「解」を原稿に書いたつもりだった。
しかし別の知人の表現を借りれば、僕の本は「東大に入るためには、週6日塾に通って、家に帰って2〜3時間勉強すればいいよ」と言っていることと等しいらしい。
マジかアァーーーー。
つまり、整理すると次のようになる。
僕の原稿には「こうすれば時間の悩みは解決できるよ」という具体的な解決策は書いてあるかもしれない。
でも、読者としては「たしかにこれをやれば『時間がない』という悩みは解決できるかもしれない。でも、僕にはとてもできないよ」というリアクションになってしまうというわけだ。
これだと「本は売れない」ということになる。
そもそも「解」は存在するのだろうか?
ということで、僕はおそらくまだ誰もが明確に答えを出したことのない問題に挑むことになった。
それは、忙しいビジネスパーソンの「時間がない」という問題に対して、誰もができる、簡単で明快で、それでいてしっかりと問題を解決する「解」を提言すること。
そんなこと、はたしてできるのだろうか?
その「解」がないからこそ、世の中には仕事術、時間術の本が溢れているのではないか?
一見不可能のように思えるこの課題。でも、僕はこの解に挑戦してみようと思う。
なぜなら、この解はある意味僕にしか出せないと思えるからだ。
現役会社員の僕だからこそ、きっとできること
僕は自慢ではないが、長い年月をかけて、現役会社員であるにもかかわらず、「時間に困らない生き方」を手に入れることができた。
ここでのポイントは、「僕が現役会社員であること」にあると僕は思っている。
僕が起業家だったり、いわゆるインフルエンサーみたいな人であれば、どんなに明快な解を書いたところで「そりゃあ、あなたならできるでしょうよ」で終わってしまうだろう。
たとえどんなに素晴らしい解を導き出したとしても、それは違う立場にいる、特別な人だからこそできたノウハウということで、再現性がなくなってしまうだろう(少なくとも、読者はそう感じる)。
そう。多くの時間に困っているビジネスパーソンは、その大半が会社員なのだ。
そして、彼(彼女)らが求めているのは,自分にもできる「解」なのだ。
そうすると、この「解」を納得できる形で届けられるのは、「現役会社員にしかできない」と言えるのではないだろうか。
正確に言えば、時間がないという悩みを経験し、その問題を解決できた、現役会社員にしかできないということになる。
そういう意味では、これ以上やりがいのある仕事はないのではないか。
ということで、僕は「時間がない」という正解のない問題にひとつの解を出してみようと思う。
はたして僕は、みんなが納得するような明快な「解」を出すことができるのだろうか。
僕の手腕が今、試されている。
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楽しんで!!!
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